前世柱の少女は今世バレー部マネージャーPart4

百参拾捌 ページ7

侑side

北｢これからお世話になる主将の北信介や。

よろしゅうな｣

流石北さん！

気まずかったからな沈黙

宵｢自己紹介はさっきした

師範のかわりにマネージャーもすることになっている

教えて｣

さっきの子に比べて愛想のない子やなぁ

ま、守られとる側だから何も言えんけど

北｢侑

マネ業教えたって｣

侑｢俺！？｣

北｢なんや文句あるんか？｣

侑｢いやないです

ほな宵闇さん行こか｣









侑｢…て感じ｣

宵｢わかった｣

侑｢宵闇さん何歳なん？｣

宵｢14｣

はっ、えっ14！？

侑｢じゃあ俺のが先輩なんか

なら白夜ちゃんって呼んでも大丈夫やな｣

宵｢…なんでもいい｣

侑｢………｣

うん、会話が全く続かへん

無口やし表情なんかずっと真顔

表情筋どうなっとんねん

侑｢体育館戻ろか｣

宵｢……｣

さっさと体育館に戻ってしまった

…仲良うできる気がせえへん









北｢戻ってきたか

宵闇さんどうやった？｣

侑｢物覚えは良かったし手際も良かったですよ

まぁピクリとも表情は変えんし会話続かへんし気まずかったです｣

北｢まぁ人見知りなんかもしれん

命を守ってもらうんや

文句は言わんので｣

北さんからの圧ではい以外言えるわけないやろ…！

百参拾玖→←百参拾漆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す