君しか。BTS短編集 (ページ26)

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破壊王の恋。NJ ページ26

『あ！解けた！ナムジュンくんすごいっ！』

NJ「声が大きい(笑)ここ図書室だから(笑)」

『ごめん…つい感動しちゃって…笑笑』

NJ「Aさんって本当に面白い笑」

あんな風に頼まれて

自分の気になる人と一緒にいれるのに

NOなんていう馬鹿はいないだろう、

あれから毎週金曜日は図書室でAさんに数学を教えることになった。

『やっぱり学年1位のナムジュンくんは人に教えるのも上手だね』

NJ「Aさんも飲み込みがはやくてすごいと思うよ」

『そう？嬉しいっ！もっと頑張るね！』

NJ「もともとの成績そんなにやばかったの？
ましてや、こんな俺に頼むくらいだし…」

『うん…数学だけはできなくて(笑)
でもね、私ナムジュンくんの事怖いとか思ったことないよ？私理解力低いから、1番数学得意な人に頼みたかったの(笑)』

NJ「Aさんやっぱり変わり者だね(笑)」

『ムッ…ふつうだよ！ナムジュンくんのほうこそっ……

？？「Aー？」

Aさんが何か言い返そうとしてた時

誰かに途中で遮られた。

声のする方を見ると

何だか不機嫌な顔をした男。

『ジフンくん………』

JH「はやく帰るぞ。」

『う、うん………』

Aさんが返事をしたらジフンというやつは

荷物を片付けてる彼女に

背を向けて待たずに出て行った。

NJ「…今の…彼氏？」

『うん…なんか教えてもらってたのにごめんね…今日はもう帰るねっまたね！』

彼女は彼を追うように

そそくさと図書室から出て行った。

ていうか、やっぱり彼氏いたんだ…。

そこまでショックは無かったけど

なんか図書室に残された俺は気が重かった。