ホソク先輩に拾われました (ページ9)

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やばい、
長風呂しちゃってた、、、

洗濯って分けておく方がいいのかな、とか、
ホテル暮らしだったからシャンプー類も持ってなくてホソク先輩のをしれっと借りちゃったけど、自分の買っておく方がいいのかな、とか、

細々した事を考え出したらキリがなくて、結構な時間が経ってた

出してあったタオルで頭をゴシゴシしながら、そっと脱衣所を出る

…とりあえず洗濯物は部屋に持って行って、後で先輩に聞いてみよ

って、、！

「な、何してるんですかっ！？」

脱衣所の扉の前に先輩が待ち構えていて、思わず大きな声が出てしまった

「えっ、、！あ、いやあんまりAちゃんが上がって来ないから、逆上せて倒れちゃってるんじゃないかと心配で……」

中途半端に言葉を切らしたかと思ったら、
じぃーーっと見てくる先輩

こ、今度は何、、？(汗)

「逆上せてないですよ？？
色々と聞いておかないといけない事があるなぁって考えてたら長風呂になっちゃってました。
……あの、他に何か？」

「えっあぁいや、Aちゃんのスッピン可愛いなって、、(笑)」

！！！！

そうだ、すっかり忘れてたけど私スッピンだったんだ…

いくら考え事してたからって、、、
気抜きすぎじゃん、私(涙)

ニヤニヤしてる先輩を避けるように、ズサッと持ってた着替えで顔を隠しながら部屋に戻ろうとすると、

「あ、洗濯物。。。
うーーん。俺は一緒でもいいけど、、、流石に気使うかw」

って。

当たり前です！！！！

はぁ、、、

洗濯は夜中に回して、借りてる部屋で干すことにしよっ

とりあえず自分の部屋に逃げ込んだものの……

喉、渇いたな、、
さっきのやりとりのせいで、先輩と顔合わせづらいけど(涙)

ええい！もういいや！

どうせこれから暫くは、お風呂上がりや寝起きにはスッピン晒すことになるんだしっ

開き直ってリビングに行くと、ソファでテレビを見てる先輩と目が合う

うっっ

ドキドキ……

「喉渇いてない？これどーぞ！」

「あ、ありがとうございます。。。」

…先輩準備いい

冷たいお茶が入ったグラスを渡してくれて、思わず一気飲み

「おぉ、いい飲みっぷりだ(笑)お代わりはセルフでお願いしますね～」

「では、、遠慮なく。」

冷蔵庫を開けながら、

私が遠慮しないように、会話の中で自然に気遣ってくれる先輩ってほんと素敵だなぁ

と思った