月曜からミラクル (ページ9)

今日:19 hit、昨日:1 hit、合計:29,672 hit

夢のような時間２ページ9

そんなやりとりをしていたら、あっという間に空港近くまで来てしまった

『もういちどでんわ、いいですか？』

『あ、はい。ドウゾ、、、』

ジミンちゃんが電話をしている間にささっとお会計を済ませ、タクシーを降りると、男の人が走って来るのが見えた

私を見るとお辞儀をしてくれたから、私もお辞儀をし返すと、すぐにジミンちゃんの腕を掴んで何事かまくし立ててご立腹な様子…

迷子になるなんてそりゃ怒られるよなぁ、と、その様子を見ていると、ジミンちゃんが近づいてくる

『もういかないといけないです。Aさん、ほんとうにありがとうございました。とってもとーってもかんしゃしてます！』

『いえいえいえ！そんな大した事はしてないし、頭上げて下さい！ね？？』

『Aさん、ほんとやさしいですね、、。ありがとう！』

『ひぃっ！！！！/////』

ジミナ！とちょっと怒ったような声が聞こえたけど、それどころじゃなくて大パニックな私…

驚き過ぎて、奇声を一言上げたきり無言で、マネージャーさんに引っ張られながら空港内に連れて行かれるジミンちゃんを目で追う、、、

い、い、いま、、、一瞬だったけど、抱きしめられ、た、、、？？？

『どぉぉぉしよぉぉぉぉーーーすっごいいい匂いだったぁぁぁぁ/////』

・・・・多分、人生で一番気持ち悪い奇声を上げたと思う。