月曜からミラクル (ページ6)

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可愛くてカッコいい人１ページ6

僕の事を知ってますか？なんて聞いておいて、知らなかったらただの変人だよな、、なんて内心焦ったけど、最初の反応はやっぱり間違いではなかったみたいで、僕のことを知っていたお姉さん。

まじまじ見てると、真っ赤になって恥ずかしいって。

うーーん。

なんか、最初の印象はスーツをビシッと着こなしたクールなお姉さん、て感じだったけど、恥ずかしがってしどろもどろになるお姉さんは、とっても可愛かった。

どうにか状況を説明すると、理解してくれたみたいで、ケータイを出してくれたお姉さん。

うわっヤバイ、、、もう8時過ぎてる、、、

冷や汗をかきながら、祈るように自分のケータイを鳴らす

プルルルル

プルルルル

プルルルル…

お願いっ

「…もしもし」

出たっ！

「良かった！テヒョナ？僕だよジミン！」

「ジミナ？！ちょっお前どこ行って…ヒョーン！！ジミナ電話かけて来たぁ！」

どうにか繋がった事でホッと胸を撫で下ろしてお姉さんを見ると、何故かキラキラした目をしてて、ちょっと面白い、、、

マネージャーヒョンに電話が代わると、他のメンバーを連れて空港に向かっていることを聞かされる

「今どこにいる？サブのスタッフにホテルの周り探させてたんだけど、そっちに向かわせるから！」

えぇっ、どこって言われても、、、

お姉さんに、ここに迎えが来るからここがどこなのか教えて欲しいと言うと、何時の飛行機なのか逆に聞かれる

時間を伝えると、暫く悩んで、それならスタッフと合流するより直接空港に向かう方がいいと言うお姉さん

『でも、、ひとりでいくのは、、、』

恥ずかしいけど、ここから一人で空港に行ける気がしない(涙)

『私が一緒に行きます！ほらっ急がないと間に合わないよ！』

何だかさっきまでのオドオドした感じが無くなって、キリッとしててかっこいいお姉さん

お姉さんに迷惑をかけるのはすごく申し訳ないけど、一人では行ける気がしないし、スタッフを待ってたらお姉さんの言うように本当に間に合わないかもしれない

本当にいいの？
と、目を見ると、力強く頷いてくれるその姿は、とても頼りがいがあって、不馴れな土地で心細くて不安だった僕の心をあったかくしてくれた