恋３ ページ30
ケータイの着信音にドキリとする
も、もしかして、、、
そぉっと覗くと、案の定【ジミンちゃん】の文字
やばい……
結局今日何の連絡も入れてないんだった(汗)
ジミンちゃん、心配してる？
いや、、、
きっと怒ってるよね、、
もうダメかもしれない、嫌われて当然だよこんな奴
でも、
今日は・・・やっぱり会いたくない・・・
「ジミンくんから？」
「あ……はい、」
先輩の顔を見ると、プッと笑われた
ひどいっ！
「何て情けない顔してるのよww
よし、ここはお姉さんがビシィっと言ってあげるわ！ケータイかしてっ！」
「えっ、！な、何をっ、、、！！！」
強引にケータイを奪い取られ、呆然とする
せ、先輩……！？
「あのぉ、ジミンくんですか？私、Aちゃんの同僚で鈴木っていいます。
あなた、どんだけイケメンでおモテになるのか知らないですけど、うちの可愛ーい後輩たぶらかすのやめてもらえます？！」
ひぃぃぃっ！！！
先輩初っ端から飛ばし過ぎっ！！！
ジミンちゃんに何て事ぉぉぉっ！！！
ジミンちゃんは別にたぶらかしてない(と思う)し、私が一方的に好きになっちゃっただけなのにっ(滝汗)
先輩の一方的なクレーム(？)が続いた後、
「えっ？」とか「うんうん。」ばっかりで、ジミンちゃん側も何か言ってるみたいだけど残念ながら話が見えてこない
あぁあぁ、心臓が痛すぎる・・・
一方的に意味不明な文句言われて、普通にジミンちゃんも怒っちゃったよね
私が意気地なしだから…
私が素直じゃないから…
話し込んでる先輩に気づかれないように、そっと席を外す
さようなら、ジミンちゃん。
今までアリガトウ(涙)
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作者名：＋はぴこ＋ | 作成日時：2017年10月2日 19時
