悩むより２ ページ17
「で？？どうなの？？Aの事好きになっちゃった？？」
シュンとしてたのは一瞬で、さっきからまたお調子者モードのテヒョン
こんなんだから相談なんて出来ないんだよ、、、
「だーかーらーそんなんじゃないって。」
「ヒョン、でも気にはなってるんですよね？」
「うん、、、まぁ。」
助けて貰ったとはいえ、あの出来事だけで好きになるなんて、そんなのはないと思う。。。多分。
だけど、なんか気になるし頭から離れなくて困ってるのは事実で、
それだけならともかく、仕事に影響も出てきてるから、ほんとに面倒な問題になりつつある。。。
「じゃあさ。もう連絡取っちゃえばいいじゃん。Aさんの番号知ってるんでしょ？」
「へ？？いや、知らないけど。」
まるで簡単に言ってのけるジョングクだけど、おいおいヒョンは初めてあったファンに番号聞くほど軟派な奴じゃない…「え？ヒョンのケータイに電話かけたのってAさんのケータイからなんでしょ？そしたら履歴に…」
「ぅあぁぁーーーーーっ！」
大慌てでポケットの中からケータイを取り出し着信履歴を見ると、当たり前のように一番上に見覚えのない番号が…
「・・・！！！」
「ヒョン、、、。1週間も悶々と悩んでた割に、肝心なとこ、、、。」
やめてぇーーー
ヒョンをそんなアホの子を見るような眼差しで見ないでぇーーー
「え？？何ジミナどういう事？？Aの番号が何でジミナのケータイの履歴に…え…？？」
…いたよ、ここにもアホの子が。
「ぐずぐず悩んで仕事まで支障きたすくらいなら、さっさと電話してみた方がいいと思う。」
うぅ…
ヒョンに向かってきつい……きついぞジョングク……
でもズバリ過ぎて何も言い返せないのが情けない(涙)
「でも、、、いきなりかけてAさんびっくりするだろうし。それに何話せばいいか、、」
「んー。お礼は？お世話になったんだし、お礼の電話なら、向こうもそんな変に思わないんじゃない？」
「そっか。。。」
Aさんとまた話せるなんて。
全く想像してなかった事態にまだ頭が付いてかないけど、
話せるなら話してみたいし、
声を聞いてみたい
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作者名：＋はぴこ＋ | 作成日時：2017年10月2日 19時
