すっかり忘れた自分の設定 ページ14
「あ、すみません」
少しぶつかっただけで相手のスーツを汚してないことにホッとした
顔を上げると、私が反応する前に向こうが驚いたようで私を見つめる
〈あ、まっすーの奥さん〉
そう言ったこの人の声は少し低くて少し特徴ある声だった
でも顔は整えてて、爽やかでかっこいい人
『人の嫁にナンパしてんじゃないよ、シゲ』
いつの間に戻ってきたタカは私の肩に腕を回しながらそう言った
耳元で突然した声に肩がビクッと跳ねた
成「してねぇよ(笑)」
『ふーん』
成「改めまして、加藤成亮です」
『こいつ、中学からの友達』
「あ、佐藤Aです」
成「もう増田だろ？苗字」
設定上では自分が増田Aになったことをすっかり忘れた
あ、しまったってタカを見ると、知らん顔してる
『まだ慣れてないんだよ、ね？増田Aさん』
私の顔を覗き込むその笑顔が楽しそうで意地悪だった
成「俺の前でイチャイチャすんなよ」
加藤さんが私たちを見て、眉毛を下げて苦笑いした
現実に飛び出してきた漫画のヒロイン→←どうしても抜けない庶民なところ
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夏琳(プロフ) - ななみさん» そうなの!!??楽しみ〜!! (2018年8月8日 16時) (
レス) id: 4bd2b7d877 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 夏琳さん» そうです、祐子ちゃんでした〜！祐也の方も登場するよ！笑笑 (2018年3月28日 1時) (レス) id: 7b1f14bd6e (このIDを非表示/違反報告)
夏琳(プロフ) - まさかの祐子ちゃんだった……ww (2018年3月27日 23時) (レス) id: 4bd2b7d877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみ | 作成日時：2018年3月24日 21時
