大好きな君 (ページ18)

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世界一幸せな朝ページ18

マイキーside

｢俺も着替えよっと｣

『どーぞー』

なんの恥じらいもなく脱いでいくと

『えー腹筋見てたいから上まだ着ないでズボンだけ履いててー』

鏡越しで見ながら言うA

｢えっち〜。しょうがないなぁ……化粧なんかしなくてもかわいーってば｣

『可愛くないのーーー。』

充分可愛いのに。なんて思いながら見たらめちゃくちゃすげぇ顔してまつ毛になんか塗り始めたぞ

｢ふはっ何その顔｣

『うるさい黙れ』

｢あっ、リップは後で塗れよ｣

『あーご飯まだだもんね！あと髪の毛結っておわりー！』

そんな純粋な意味で言うわけねーじゃん！！やっぱ馬鹿だ

｢はやくぅーーー俺の髪の毛もーー｣

『ん、かんせー』

抱きしめろ、という意味で両手を広げているとAが振り向く

『くっつきたがりか！しかたないなぁ万次郎たん♡はいぎゅー♡』

俺の膝の上に乗って抱きしめるA

なんか…すげぇ

｢イケナイことしてるみてーだな｣

Aはブレザー着てないからワイシャツとスカートだけだし俺は上裸

……これはヤバイ

『ぁー！腹筋みして腹筋、触らせろ』

｢ん、どーぞ｣

そのままベッドに寝転がるとぺたぺたと腹筋を触るA

｢ふっ、くすぐってぇ｣

『おりゃあ！！』

思いっきり脇腹をくすぐられ

｢しぬしぬしぬ！！ひあー！！！！むりむりむりむり！！｣

笑いすぎてマジで死ぬと思ってAの腕を引っ張ると

残り数センチ

｢『あ』｣

ちゅ

『ちゅーしちゃったじゃん』

こんな形でするはずじゃなかったんだけどなぁ。まあ結果オーライ

｢ねーもういっかい｣

『やだ』

｢あといっかいだけだって｣

『ちょ、まっ…』