大好きな君 (ページ16)

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緊張ページ16

マイキーside

Aが出ていったあと、すぐベッドに入り寝る準備をした

｢…寝れねぇ。｣

言っちゃったよね、俺完全に言っちゃったよね

でも明日、A起こしに来るし学校にも送るんだったよなぁ。
あ"ーー！まじでどうしよ。

…まあいい。寝よう。頑張って寝よう

『おーいまんじろーーーー、学校いこーーよーーー』

｢ん…まだ朝じゃない……｣

『こら……って腹出して寝るな！』

どこぞのお母さんみたいに俺のめくれた服をなおすA

｢手、つめたい｣

ぎゅっと手ってベッドに引き込む

『！？！？まんじろーくん。これは一体何を？』

｢昨日のこと、覚えてんの？？？｣

抱きしめながらそう言うと

『お、オボエテマス。幻聴じゃなかったのか』

｢俺、ぜってぇあきらめねーから。早く好きになってよ｣

『万次郎、もし仮に私が万次郎を好きじゃなくて違う人のこと好きだったらキミは誘惑魔だな』

｢なんでもいーから、早く好きになって。ずっと待つから。それまで落とし続けてやる｣

『…もう1回、私の言葉思い出せ、バカ』

"万次郎、もし仮に私が万次郎を好きじゃなくて違う人のこと好きだったらキミは誘惑魔だな"

もし仮に私が……？？

もし仮に？？

｢えっ、まさか｣

『好きじゃなかったらこんなにずっと抱きしめられてません』

｢はぁーーーー！？！？！？なに？？！おまえ、なんなのまじで？？え、本気で言ってんの？？嘘じゃない？｣

『思い続けて7年、身長は162センチの金髪君、隣の学校の佐野万次郎くんが私の好きな人でしたぁ』

俺、死んでもいいかもしれない