大好きな君 (ページ12)

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お話？ページ12

マイキーside

早くAと話したいがために風呂を速攻で上がり部屋に戻るとバイク雑誌を置いてる棚の所にいるA

あの感じ、なんか探してんだろーなぁ

｢言っとくけど俺の部屋エ〇本とかねーからな、残念｣

ほんとに探してたんだろーな。あからさまに目逸らしたぞコイツ！

ほんとにエ〇本は無い。今はない

Aに再会して捨てたわあんなもん！！見てらんねーわ

エマもしばらく帰ってこないしめちゃくちゃラッキーだな俺

『お話ってなに？？』

｢ウーン、恋バナとか？？｣

その瞬間ブフッと吹き出すA

『え！？！？私が！？万次郎と！？恋バナ！？』

｢何、バカにしてんの？｣

まあこれでもしAが好きな人いるって言ってもぜってー奪うし。

｢まあまあ、で？？？？好きな人とか彼氏とかいねーの？？｣

『……。いないって言ったら嘘になる。あ、彼氏はいない』

…特徴きいてソイツのこと炙り出すか。

｢ふぅん。だれ？｣

『いやいやいやどストレートだな。もしかして万次郎恋バナあんました事ないでしょ？？？！普通さ、どーゆー人？？とかから好きな人推理は始まると思うんだよね！』

｢ケンちんとなら結構してるしー。じゃー、どーゆー人？｣

『じゃあってなんだじゃあって。……んー、イケメン』

は？？それだけ？？

｢それだけなの？？オマエ、顔しか見てねーならやめとけよ｣

『違う違う！！！なわけないでしょー。』

｢じゃあもっとなんかねぇの？？ソイツの髪の毛の色とか身長とかどこの学校とか部活とか何歳かとか名前とか｣

『ウン。君はどんだけ私の好きな人特定したいのかな？？最後の何？？名前とか言うわけないでしょ』

…なかなか手強いな。