金色の将軍と忘却の白薔薇【ドラクエXI】

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「こんな寂れた場所まで来たのに何も無いと落ち込んでるあなた！！
さぞかしお疲れになったでしょう？
そんな時はぜひ！ホムラの温泉へ！
あなたの疲れ癒します！こちらホムラの里」

「だって…。」

「たしかに何もねぇーとは思ってたけど温泉があったのか。」


でかい門の前に立てかけてあった看板を読む。

どうやらここはホムラの里という場所で、温泉が有名らしい。

「入ろっか…私たち旅続きでろくに綺麗にしてないでしょう？」

「まぁ確かにそうだな。」


「おやおやお兄さんたち！
見たところ旅の方のようですね！いやあいい時にいらっしゃいました！」


いい時？何かキャンペーンでもあるのかなぁ？

「わたくし、つい先日里の奥の方で蒸し風呂屋を開店したばかりで…今でしたら先着100名まで無料でご入浴いただけます！この機会、ご利用されないと損ですよ〜！」


おぉ！無料！！！
これは行かなきゃ損だよ！！

「カミュ！私温泉に入りたい！！」

くんくん
「ま、確かににおうかもな。
Aも入りたいって言ってるし…行くかイレブン！」

「うん！行こう！」


やった！！！
温泉に入れる〜！！！



・



・


「ふぅ〜ん、気持ちいいなぁ！」

サウナみたいだなぁ〜。


「ん、アレ？カミュ？イレブン…？
と女の子？え？え？？？なに、入ってきてんの？？ここ女湯だよ？」

「その女の子も…はっ、まさか誘拐？！！
何をやっているの！カミュ！イレブン！」

「お、おお、落ち着けA！！
この子迷子で家族を探してるらしいんだ！！」


迷子？

「大丈夫？私も一緒に探すよ！！」

「いや、それが…その…、宛があるっつーか…ま、ついてきてくれ！」

「わかった！！」

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