金色の将軍と忘却の白薔薇【ドラクエXI】

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「パートナーだぁ？？」

Aを抱えたカミュは仲間たちと宿を目指す途中、仮面武闘会には二人一組でしか戦いに出られないという事実を知る。

「あたしは遠慮するわ。でも虹色の枝が必要なのよね。」

チラッとわざとらしくイレブンとカミュを見るベロニカ。

「ンだよ…。つーかパートナーは選べないんだろ？
だったらオレが出たって意味ないよな？イレブン、お前が出ろよ。」

「え？ボクぅ？！！な、なんで？」


急な催促に驚きを隠せない勇者イレブン。

「勇者のお前が出るのは当然だろ？
今日はもう遅いし宿に泊まって寝ようぜ。詳しい話は明日だ明日。」



カミュは名残惜しく思いながらAをベロニカたちに渡す。


「それもそうね。また明日。」

「おやすみなさい。」



宿の一室、ベロニカとセーニャはぐっすり眠るAの顔を見つめていた。


「お姉様、A様は……この先どうなってしまうのでしょう？」


「そんなのあたしにもわかんないわよ。
でも今は仲間。大切な……ね？」

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