花言葉と、キミに (ページ7)

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レオリオページ7

【ヒルガオ】

「ありがとな！A！」

「ううん、友達だもん！当たり前でしょー！」

何気なく言ったんだろうが、その言葉がオレを傷つける

自分で発したその言葉が私を傷つける

「おう！そうだよな！」

お前がただの友達としてオレを見てるんならこの気持ちに蓋をしようと思う

笑顔でそんなことを言うレオリオ･･･そうだよね、私のこの気持ちなんて迷惑だよね
だから、私はこの気持ちに蓋をする

「ねー、レオリオ！
このスイーツ屋さん行かない？カップル割引だってー！」

「ば？！カップルっておま？！！」

「あはは、だって私たちカップルにみえるってよく言われるじゃない？
フェイクよフェイク！」

にーっと笑うAにオレの気持ちなんて邪魔だよなぁ

ああ、やってしまった
後悔なんて言葉じゃ終わらせれないくらいに …
こんな偽りでしか形にできない私はなんて愚かなんだろう

「ああ、わぁーったよ！
オレの奢りな！！」

「え？ホントー？やった！！
レオリオ大好きー！」

いつか、伝えるから完璧な男になってよｫ！！！

いつか、ちゃんとした気持ちをレオリオに伝えるから
だからせめてこの気持ちを否定しないで

「おう」

(ーーー絆友達の好み)