オレは ページ14
伊達に盗賊やってるわけじゃないからね。
Aさんの情報を盗むくらい簡単さ。
そう、シャルナークならな。
「ん、出たよ。宗教団体の幹部だね。
7人いるよ 流石に彼女1人で大丈夫かなー？」
「決まっているだろう？オレが行く」
(まさか女のために団長が動くなんて…明日は槍が降るぞ…)
「そうまでして団長が彼女に構う気持ちが理解できないなｧー。
女なんて使い捨ての道具だろ？」
アハハなんて童顔のくせしてこいつはよく言う。
「Aさんと他所の女を一緒にするな。次元が違う。」
「ふぅん。いいんだ？Aさんの身体って…そんなに。」
「特別に教えてやろうか。
オレはチェリーボーイだ。Aさんはオレに『盗賊の嗜み』を教えてくれる面白い人間なんだ。」
彼女にとっての嗜みとはどのようなものなのか。
オレにとっての盗賊とは…目星いものを一頻り愛で…、飽きたら捨てる。
本当に欲しいものは骨董品なんかじゃないからな。
Aさんだけだ。
「えー？！団長まだヤったことないの？！オレなんか16で卒業したのに！これはビッグニュースだな。」
そういい笑うシャルナーク。
教えてやるよ、フェイタンとフィンクスは未だにチェリーだ。
「まぁ。オレは彼女の所に行ってくる。
もしかしたら新メンバーだ。」
「アハハ 任せてよ
「ああ。」
あの日、なぜオレが盗みたいと思ったのか。
全てはこのためだったのかもしれない。
幻影旅団の設立。
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ヴィズ(プロフ) - 葉都利さん» わざわざコメントありがとうございます。励みになります。 (2018年9月29日 21時) (
レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
葉都利(プロフ) - とても面白かったです。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。 (2018年9月29日 21時) (レス) id: d7f528593b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年9月17日 22時
