金色の将軍と白薔薇の騎士【ドラクエXI】

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今日は剣のお稽古…と言ってもAは元一般兵
訓練なんてザラにやってきた。


「A様！お相手を！」

「様付けなんてよしてください 私とあなたは対等な人間ですから いいです勝負をお受け致します」

鎧を脱ぎ肌着一枚になったAに顔を染める一般兵にいつの間にかやってきたホメロスが顔を顰める。

面白くない、とでも言うように。


「あ、あのA…様 なぜ鎧をお脱ぎに？」

「私が鎧を着ていたら貴方は私に傷のひとつでさえ付けられませんから それに私とあなたが対等な人間でも地位だけは違いますしね…ハンデです。」


(どうしよう、ホメロス様がいらしてる…。
でも、グレイグ殿は？)


「そ、そうですか。
では勝負をお願いします！！」


一般兵は呪文をあまり使えない。
と言ってもホイミやメラなどの基礎呪文は使えるがAやホメロスのようにドルマやらバギマなどは使えない。

また、Aは地位が違うからハンデをあげると言ったが本当はAたちの着ている鎧と一般兵の着ている鎧とでは守備力の差が大きいからだ。


「では、そちらにいる長身の兵士さん
審判を頼めますか？」

「え、は はい！！！」


「では、いきます！
準備はよろしいですね…勝負

開始！！！！！」

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