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「ホメロス様、話とは…？」
言っても、いいのだろうか？
「笑ってもいいし、嘆いても構わない。
デルカダール王は真の王じゃない。」
「・・・えーと、どういうことですか？」
「デルカダール王は魔王に支配されている。
依代にされてるんだ。
私だって今日魔王から誘われたんだ なぁ、オレはどうしたらいい？」
Aだから、オレはお前だから言えるんだ。
「そう、ですか。
それはホメロス様に気の迷いがあるからじゃないですか？
私に話してください」
強い眼差し、ああ そうだ。
その瞳に吸い込まれたんだ。
私は一般兵であったお前に一目惚れしたんだ。
何を迷っていたのか。
「今まで、誰にも言ってなかったんだ
いつも、注目されるのは私よりグレイグばかり
そのうちA、お前もグレイグのところに行ってしまうんじゃないかと、考えれば考えるほどに怖くなった」
グレイグへたいしての劣等感もそれのせい。
「私は…私の世界は、私中心にまわってないんです。」
「・・・・・・。」
「ホメロス様、貴方が中心なんです。
私の世界にはホメロス様しかいないんです。
いつだって目に留まるのは貴方の栄誉と背中、そして笑顔。
ホメロス様、貴方は頭…。グレイグ殿は拳…。
それでいいじゃないですか」
「私はホメロス様の核になりたい。
私が沈んでしまえば貴方が意気消沈と…戦意喪失するようなそんな存在になりたい」
「私の大切な人になりたい…と？｣
もう、既になっているんだぞ、A。
「はい、そうです。
ホメロス様が本心をうちあけてくれたからこそ私も本心を打ち明けたのです。」
「そうか…。
だがどうせお前も私を置いていくんだ」
「お約束します、ホメロス様！
私がホメロス様の知らない場所で朽ち果てても…沈んでも…
必ず生き返ってあなたを愛し…貴方に会いに行きます。」
愛し…か。
なぁ、オレも愛してるぞ
「なぁ、愛してるぞA。」
「身に余る幸せです、ホメロス様！
私も愛しています…！」
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ヴィズ(プロフ) - リリィさん» コメントありがとうございます！！嬉しいお言葉です、本当にありがとうです！！！ (2019年1月10日 23時) (
レス) id: 325ec06872 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ホメロスが好きになりました。ありがとうございました! (2019年1月10日 19時) (レス) id: 401a5e74b1 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - リオンさん» コメントありがとうございます！頑張ります(´∀`)待っててくださいね〜！！！ (2018年11月28日 17時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
リオン - こんにちは！この作品とても良い内容ですね！！更新楽しみに待ってます！頑張って下さい！！ (2018年11月23日 16時) (レス) id: 2014aa6b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年9月3日 5時
