弟よ、怖がるなかれ

緑服の少年 ページ5

私が毒入りジュースを渡した白髪の子は
アサシンなのかな？
暗歩やらなにやら完璧。


でも、オーラはダダ漏れ。
念のことについては知らないのかな。多分身内に能力者がいるのかな？だから微量とはいえ垂れ流し状態なんだ。

まぁ、私も今はダダ漏れだからなー。
一般人と同じだよ〜。


「あ、待って！少年、キミの名は？」

一応 助け舟を出してくれたんだ。
名前くらいは聞いといても罪はないよね。

「オレはキルア
おねーさんは？」

おねー、さん……どうしよう！！！
いい響き！弟にはなんて呼ばれるかなぁ？

「私はAだよ
よろしくねキルアくん！」

と言えば何故か顔を赤くするキルアくん。
照れ屋だな ませてるな ははは。



さて、そろそろハンター試験 はじまるのかな？
あ、あのトンパさんって人全身緑服の男の子にも同じネタふっかけてる。


ふふふ


「トーンパさんっ
何やってるんですかー？もしかしてさっき私にやったみたいに
新人狩りですかー？」

あれ？我ながら性格悪いかな？
だってこんな見た目天使のような緑服の少年が再起不能(リタイア)するところみたくないもん！！


「えっ？！
い、いや別に！ﾊﾊﾊオレはもう行くぜ....」


あ、トンパさんどっか行っちゃった。

「大丈夫？それ強力な下剤が入ってるらしいからね
飲まなくてよかったねー。」

と、私が満面の笑みで言えば緑服の少年はニコッと笑い手を差し出してきた
握手？取り敢えず 握手しといた。

「ありがとうお姉さん！
オレ、ゴン！」

成程ね、緑服の少年はゴンくんか……

「私はA！よろしく！」

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