弟よ、怖がるなかれ

参った ページ37

「さて、レオリオさんにトンパさん 喧嘩はそこまでだよ！！！！
時間は有限なんだ 考えて使わなければ！！！！」


珍しく声を荒らげた私に周囲の人々は吃驚したのか
快くいうことを聞いてくれる。

うん、いい子。

さて、2人はほっといて先に進もう。
ゴンは付いてきてるかな？

後ろをチラリと確認すりゃ 静かについてくるゴンたち

何故ゴンはこんなにも可愛いのだ？
さすが、私の弟・・・


「ん、ここはーー」



どうやら開けた場所についたみたい。
ここが第一の難所？ってことかな



「やれやれ ようやく解放されたぜ」


ん？ 解放、？なにか引っかかるな


「我々は審査委員に雇われた試練官だ！」


試験官ではなく試練官？
んー、はっ そうか彼等は囚人ということか、？



・




・


「誰が行く？」


「オレが行こう さっきの詫びも兼ねてな」


トンパさん…怪しい




まぁ 私は座ってみてよう
だってどうせレオリオさんが私の言いたいこととか言うだろうし

元気だよなー、あんな老け顔()なのに。




「まいったー！！！！！！」




「「「・・・・・・」」」

「「「え？今、なんて？」」」

「待ったっていたんじゃないの？」

「参ったじゃないよね？」


「ははは、まさか？」


参ったってお前！！！ふざけとんのか！？！
あ？

「今、なんと？」

「だから、参ったって！」

「そうか まあいいこれでオレのチームに1点加算」


ふざけんなよオッサン！！！
あとでぶちのめしたる！！！！！
やっぱり、かわいそうだからやめよう。

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