弟よ、怖がるなかれ

弱いキャラ ページ16

うぅっ さっきから唸り声みたいな
お腹が鳴った音みたいな…形容しがたい音が聞こえてくる。

この中には何が・・・？？
円で探ればこの謎は解決するだろうけど 何せ目立ちたくない。
目をつけられたくない。

私は弱いキャラでいたい。


「変な唸り声はするけど 全然出てくる気配はないし
まぁ待つしかないんだろうな」

たしかに。
キルアくんの言うように待つしかないんだろうね


ｶﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


あ、開いた。




あぁ、音の正体は試験官の腹の虫か。


「どお？
お腹はだいぶ空いてきた？」

「聞いての通り もうペコペコだよ」



「そんなわけで二次試験は料理よ！！！！」




へ？料理？あの料理？
無理無理無理！！

私料理超苦手！！！！！！

「美食ハンターのあたしたち二人を
満足させる食事を用意してちょうだい」

「まずはオレの指定する料理を作ってもらい」

「そこで合格したものだけがあたしの指定する料理を作れるってわけよ」


ええええ、鬼畜。
折角、弟を見つけたんだし やっぱり弟と一緒にさー
試験合格したいじゃん？？

お姉ちゃん 料理とか苦手だけど頑張るよ！！！！！

「つまり あたし達二人が美味しいといえば
晴れて二次試験合格！
試験はあたし達二人が満腹になった時点で終了よ」


さらに鬼畜なルール追加かよ。

どんなメニュー？

「オレのメニューは豚の丸焼き！！
オレの大好物」

「森林公園に生息する豚なら種類は自由」



豚、ねー。
グレイトスタンプしかいないじゃないかよ。

ま、ワンパンできる雑魚だからいっか。






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テスト諦めたからバンバン更新したいし
新しい小説も作りたいなーというヴィズのひとりごとでございます。
短編集更新しろとは言わないでくださいいいい。

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