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末っ子の教え ページ11

A「そうか、アイドルだもんね。

体型には気を遣わないとね。」

司 「えぇ…。

その上私は、何やら他の人よりも太りやすい体質でして…。

甘いものやsnack菓子を食した翌日は、瀬名先輩に厳しく叱られます。


…そしてdietがてらlesson時間も増やされます…。」


A「…それはきつい…。」



司くんの話を聞く限り、やっぱりあの泉先輩ってお母さん気質なんだな。



司 「…しかし、瀬名先輩はいつも私に気を配ってくださるのです。

leaderが不在の間も、代理のleaderとしてKnightsをまとめてくださっていました。


本当に良い先輩です。」



A「…そうなんだね。」

司 「はい。

他の三人だってそうです。


鳴上先輩は、優しくて頼りになる方です。


leaderは、最初こそ不満を持っていましたが、

仲間思いの素晴らしいleaderだとわかってきました。



…そして、凛月先輩は、


未熟な私のlessonに、よく付き合ってくださります。

どこかやる気がなさそうな態度を取りますが、
隠された情熱は、計り知れないものでした。

あの四人がいたから、Knightsは今までやってこられたのです。」


…私の知らない司くんから見える凛月。



司 「私は、Knightsに出会えてよかった。

素敵な先輩方と出会え、

たくさんの場面で助けてくださいました。


私が今こうして笑っていられるのは、

Knightsという居場所があったからです。


先輩方にとっては、私など足を引っ張る末っ子くらいにしか思っていないでしょう。


しかし私は、そんなKnightsの先輩方をとても尊敬しています。


出会えたことに感謝しています。」



司くんが、こんなに笑顔で語れるような場所を、

凛月たちは作ってあげられてたんだ…。



司 「ですからAさん。」

A「…?」

司 「本当なら、凛月先輩に言うべきなんだと思いますが…。


意味のない出会いなどありません。」


どういうこと?


司 「出会った人は、必ず自分になにか影響を与えてくれるものです。

ずっと会えないことなどありません。


どんなに遠く離れていても、

どこかで繋がっているのです。


会おうと思ってすぐに会えるわけではありません。

しかし、互いの心からいなくなることはないと思うのです。


そうやって、互いを支え合い、ともに生きています。




あなたや凛月先輩もそうです。」


〜〜〜


leaderのスペル間違ってましたすみません!

彼がいたから→←末っ子の話



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作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年3月29日 0時

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