予想 ページ19
結局凛月さんは昨晩帰ってこなかった。
本当だったのか…。
いつもよりも物足りない感じがしている。
朝起きたらスマホの画面がえらいことになってたけど…。
あの人どんだけ電話してきてるの。
真緒「ぷはは！そりゃ大変だったな。」
A「ホントだよ…。」
真緒に愚痴を聞いてもらいながら登校している。
真緒「ちゃんと凛月に電話してやったか？」
A「うん。物凄く文句言われたけどね。」
凛月『ねぇ、どうして出てくれなかったの？』
凛月『俺、あんたの旦那さんなんだけど？』
凛月『Aはぐっすり眠れただろうけど俺は違うの。ひたすら歌って踊ってたの。』
凛月『俺の癒しはあんたしかいないんだけど？』
真緒「恐怖でしかない…。」
A「ちなみにメッセージも１分ごとに送られてました。」
真緒「…依存してるのかよあいつ…。」
でも、電話越しだけど声が聞けたのは嬉しかったんだけどね。
真緒「凛月が俺の背中にいない朝って、最近多いんだよな。
お前っていう存在がそうさせてるんだろうけど。」
A「私？」
真緒「…お前。」
A「…それってどういう「Aちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんっっ！！」グヘッ！」
後ろから抱きしめられる。
A「…く、苦しい…柚…ちゃん…。」
柚 「Aちゃんおはよー！！って！そうじゃない！
その隣のイケメンは！衣更真緒様じゃないか！浮気か！？浮気したのか！？」
咲 「柚落ち着け…。」
A「声でかい…。浮気ってなんだ…。」
真緒「お、俺のこと知ってんのか。」
頭ごちゃごちゃだ…。
柚 「そっか！
凛月様は許嫁だけど、Aちゃんは真緒様のことす(咲「黙れぃ！！」ぐはっ！！」
A「…ん？」
真緒「…！？」
なんで真緒は顔を赤くしてるんだ？
柚ちゃんは何を言いたかったんだ？
凛月は許嫁でも私は真緒のことを…好き。
A「…。」
柚ちゃぁぁぁあん！？
なんてこと言おうとしてんの！？
真緒「えっと…。今のって…。」
咲 「…柚が言いたかったのは、
『Aが真緒くんと一緒にいるのは、
凛月くんと許嫁だけど真緒くんが好きだからなのかな？』
っていう 柚 の 予想 であって、
事実とは限らないから！」
真緒「…そうか。」
いや無理があるでしょ！？
真緒…顔赤い…。
絶対バレた…。
真緒「Aが俺を好きなんてこと…あるわけないよな…。」
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照山紅葉 - 名無しさんさん» コメントありがとうございます。夜分遅くにすみません！初めてここまで高評価いただいて、驚いています。今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月29日 1時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 続編ありがとうございます！この作品大好きなので最後まで応援させていただきます！ (2022年3月29日 0時) (レス) @page50 id: 62c0e911ba (このIDを非表示/違反報告)
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