世界から彼が消えたら【世界一クラブ×怪盗探偵山猫】 (ページ4)

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勝:第3話です！ページ4

～No side～

山「お前が"黒姫"だな？」

勝「何故和訳？」←

山「うるせぇ
その方がイケてるだろ」←

山猫もまた勝村同様
少しかがむ

山「俺の事
知ってるよな？」

山「山猫だ」←

勝「えっ...
言っちゃうの...？」←

山「お前が都知事の裏
取引の情報を消しちまった
おかげで成功報酬が...........
パァだ！！！」←

山「とか何とか言って
やろうと、思ったけど...」

山「まっさか天才
ハッカーが小学生
なんてな」

「.......うざい、キモい
くたばり果てろ」←

山「口、悪ッ！！」←

Aはじぃぃっと
2人を鋭く睨む

「言っときますけど
私はハッカーなんか
じゃありませんから」

「ただの
小学生です」

Aは話を終いにし
早歩きになると

山「贖罪のつもりか？」

山「自分が親友の妹を
危険な目に遭わせたせいで
親友は自分を嫌いになった」

「...........」

山「だから親友の祖父の
頼みを聞いている」

山「悲劇のヒロイン
気取ってんじゃねーよ
ば～～か！！！」

勝「ちょっ、いくら
何でも言いすぎでしょ...」

ーピラッ

山猫はAより少し
前に先回りし老人達の
写真を見せる

山「全部、お前が
ハッキングして手に
入れた顧客データで
被害に遭ったんだよ」

山「お前がしたのは
こうゆう事なんだよ」

「...だから」

「私には
一切、関係ない」

Aはそれだけ言うと
勝村には一礼して山猫には
中指を立てて帰った←

山「...........」

ーぐいっ ←

勝「痛っ！！」←

勝村の首をしめながら
山猫は憎たらしげに

山「可愛くねー
ガキだな...！！」←

『何で白雪を
置いてったの』

『今さらなんなの
しらゆきのこと...
置いていったくせに』

『Aなんか
大っ嫌い！！！』

『おねーちゃん
なんかキライ！！！』

ーばっ

「ハ...ッ！！」

汗だくの状態で
目覚めるA

あれからイライラの
しすぎで仕事に没頭
していた様だ

「ハッ、ハッ...ハァ」

ーピコンッ

『大丈夫？体調が
良くないの？』

PCから不安げに見つめる
アバター、Aは笑顔を
作り大丈夫だよと言う

『A、そろそろ
情報を渡す時間よ！』

「もう、か...」