プロローグ ページ1
これはまだ夜が
更けていた頃＿＿＿
ードカッ、バキッ
複数の外人達が手錠を
かけれた茶髪の青年を
ボコボコにしていた
その青年は何も抵抗せず
いや、したくてもできず
ただ殴られていた
？？「ははっ...はは
はははははははっ！」
突如青年が笑い出し
男達は不思議に思う
？？「ははは...はぁ
武士道は日本の象徴である
桜と同じ様にこの国を土に
目指した花である」
青年はそのまま武士道に
ついて語り出す、まるで
それが使命かの様に
ードカッ
しかし黙って聞いていた
男達はやがて痺れを切らし
青年を殴りトラックに連れ
込む
その青年のポケットには
『BUSHIDOU』という
タイトルが入った本が
入っていた
ーゴゥン、ゴゥン
青年の両隣には巨漢な
男達、前にはピストルを
構えた男が一人
これには、流石に
為すすべがないと
思われたが
ーピンッ
青年は隠し持っていた
金具の棒で手錠を外し
それを片方の男につけ
次にピストルを持つ
男からピストルを奪い
もう一人の男はトラック
から、突き落とし青年は
その流れでトラックの上へ
上がる
ードカッ
男「No No No！！」
男はハンドルを切り
トラックは煙を上げて
倒れこむ
ーガッ
しかし青年だけは
生き延びた
頭から血を流しながらも
なんとか立ち上がり歩き出す
その頭上には怪しくも
美しく輝く月が見えた
？？「♪、♪〜...」
青年は何故か月を
見上げながらかなり
音痴に歌う
そしてそれと同じ時刻
「...♩〜♪〜」
桜が咲き乱れる庭園で
笑いながら歌う、黒い
着物を着た茶髪の少女が
いた
その後ろから
モノクルをかけた男が
声を掛ける
功「...そろそろ
家に入りなさい」
功「A」
ーくるっ
Aと呼ばれた少女は
一気に、無表情になり
男の元へ歩み寄る
「...はぁい」
彼女の名前は"A"
これはまだ会ったことも
無い二人が、この世界を
盗む物語である
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スカーレット(プロフ) - ラーララさん» そして彼らは散り散りとなった...あ、番外編でイジメのヤツ、ボカロっぽいのやる予定です ← (2019年11月29日 19時) (
レス) id: 5e178e612d (このIDを非表示/違反報告)
ラーララ(プロフ) - スカーレットさん» 残された三人はいつのまにか二人と縁を切っていて…← (2019年11月29日 19時) (レス) id: eaf17a2504 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット(プロフ) - ラーララさん» それを密かに喜ぶ光一だった ← (2019年11月29日 19時) (レス) id: 5e178e612d (このIDを非表示/違反報告)
ラーララ(プロフ) - スカーレットさん» そして自暴自棄になった和馬← (2019年11月29日 19時) (レス) id: eaf17a2504 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット(プロフ) - ラーララさん» 密かに広がる二人の心の距離 ← (2019年11月29日 19時) (レス) id: 5e178e612d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スカーレット | 作成日時：2019年10月27日 20時
