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難しいベースのリーダーはじろちゃんに決定
ドラムは
意外な爆豪くんが才能マンを発揮し
すぐさま決まった
「 でもバンドといえば歌だよね？？ 」
「 ウチが歌ってもいいけど… 。
正直演奏しながら歌うのって声震えちゃうし… 」
「 爆豪が歌うとか！？ 」
「 アホか
マイクにドラムの音全部入るだろうが 」
歌かぁ… 。と皆が
頭を悩ませる
その内 、誰が上手いか選手権として
1人ずつ歌っていくことに 。
個人的に口田くんの歌声好きなんだが 。。
「 次Aッ！！ 」
「 えぇ 、私音痴だよ… 」
「 いいからいいから 」
無理矢理マイクを渡され
皆お利口さんに三角座りしてる待ってる
人前で歌うとかどんな地獄？？
「みんな歌ってるからさ」と
じろちゃんが頼み込んでくる
まぁ 、私だけ歌わないというのは確かに
不公平ではある 。
私は意を決してマイクを握り直し
呼吸を吸って
歌った
「 は…？？ 」
「 恥ずかし… 、 」
歌い終わり 、遠慮気味にマイクを机の上に置き
私はさっき居た場所へとそそくさと戻ろうとした時
ガシッと何者かに手を掴まれる
え 、恥ずかしいから座りたいんですけど！？
私の手を掴んだのは
紛れもなく 、じろちゃんで
みんなも言葉も発さない
え 、やめてその空気泣きそう
「 歌…Aやって貰ってい？ 」
「 …んッ！？！？ 」
「 いやぁ 、お前今日でギャップ見せすぎだわ 」
「 ほんと着いてけねぇ〜 」
上鳴くんと瀬呂くんは
私の事を呆れながら見る
何ギャップって 、私そんな歌上手くないのに 。
そう疑問に思い
ふと周りを見ると
満場一致かのように皆頭を縦に振っている
まってくれまってくれ
「 私歌うなんて一言も…ッ！！ 」
「 オネガイッ！！
Aが歌ってくれたらいいものになるからッ 」
頭を下げてお願いしてくるじろちゃん
こんな素人の歌で
果たしてストレスが解消されるのか？？
というかストレスでしかないんじゃないか？？
そんな疑問もたくさん出てきたけれど
目の前のじろちゃんの頭の下げっぷりには
流石にいいえ 。の一言は出てこなくて
渋々首を縦に振った
おおおお！！と周りが歓喜を上げている中
私は彼をチラッとみる
彼は目が合うなり
がんばれ 。
と口パクで応援してくれた
そんな応援されちゃ頑張るしかないじゃん
とことんちょろいな 、私
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ぼむぼん(プロフ) - 完結おめでとうございますー！めちゃくちゃ面白かったです！！ (2021年9月10日 9時) (
レス) id: cd33b2bf6a (このIDを非表示/違反報告)
土偶ちゃん(プロフ) - ひええええー出久くんもう好きしかでん、なんでこんなにキャンキャンできる作品を作れるんですかぁぁー。ごちそうさまでした。 (2021年9月10日 8時) (レス) id: 85d801a967 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - やったあああ！おめでとうふたり…！← (2021年8月31日 7時) (レス) id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
あぷる - デク君落ち少ないですよね･･･二人の関係がもどかしくて何故だかこらっ！て渇入れたくなりました笑素敵な作品をありがとうございます！お体に気をつけて更新なさってください少しでも励みになれば幸いです！ (2021年8月23日 23時) (レス) id: 9ae6da1d4e (このIDを非表示/違反報告)
ライアミ - すれ違ってるぅ！2人共本気なのにすれ違ってるぅ！！って部屋で叫んだ。めっちゃ面白いです！ (2021年8月17日 18時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作成日時：2020年6月12日 20時
