死神の君と人間の僕

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今日は午前からダンス練習があって


もう夕方




TH｢あと一週間後には日本公演だーーー！
日本でどこ行こうかな〜｣




JK｢ヒョン……
日本公演、そんなに楽しみなんですか？？｣




TH｢当たり前だろ〜
ジョングクは楽しみじゃないのか？｣




JK｢それは………

でもヒョン！
俺たち、日本へ行く飛行機で………｣





事故で死ぬんですよ………



と言いたかったけど、飲み込んだ





きっと、テヒョニヒョンは知らないんだよな…


ほかのヒョンも日本でどう過ごすのか、どこに行くのかと予定を立てているから、



きっと、知らない





教えてあげたほうがいいのかな……




でも、死ぬのは俺だけかもしれない





まだあいつのことを信じているわけではないし…






MN｢みんなーお疲れー
宿舎まで車出すから乗れー｣




JM｢やったー
マネヒョン、太っ腹ー｣





ヒョンたちは、疲れているせいか



マネヒョンが車で送ると言ってから、テンションが上がった






JK｢マネヒョン…
俺、コンビニによって歩いて帰っていいですか？？？｣





MN｢あー いいけど、
くれぐれもバレないようにな！
大通りは歩くなよ！｣





JK｢分かってます！！！｣






、






、







、







コンビニでカップ麺を買って外に出てみれば



もう外は暗い






結局、今日はあの死神と会わなかった



やっぱり夢だったのだろうか………



それにしてもよくできた夢だな……






そう思いながら、人通りの少ない路地に入る



ここはお墓があるから、人には滅多に会わない






JK｢うわーー 気味悪いな……
早く帰ってシャワー浴びよう｣




そう思って、走り出したとき




お墓のところでなにかが動いた




そして、それはゆらゆらとこっちにやってくる






ん……！？





なんか見たことある………






パチっ





向こうが顔を上げたから、俺と目が合う








JK｢あっ！！！｣

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