【2夜連続】逆転満塁ホームラン【プロ野球 短編集】

◆De8＊ ページ39

De×紹介









今日もチームは快勝



ヒーローインタビューも終わってみんなそそくさと着替えを始めてる





8『今日、みなさんに言いたいことがあるので待ってて貰えないですか？』






試合前に言った言葉を覚えててくれて着替え終わっても残ってくれる先輩達



それを扉越しに見ながら彼女のAと打ち合わせ






「私、大丈夫かな？」

『全然大丈夫、可愛いよ』




不安そうなAの頭を撫でるとふにゃりと気の抜けて笑みを浮かべる





『挨拶、覚えてる？』

「もちろん！」

『じゃ、開けるよ』





扉を開けた俺の後ろをついてくるAにロッカールームのみんなの目線は釘付けだった






8『A、いいよ』

「え、えっと…和毅とお付き合いさせていただいてます、濱野Aです！」





よろしくお願いします、とぎこちないお辞儀をすれば一瞬の間にAは選手に囲まれる






25『いつから付き合ってんの？』

「えっと、大学の時からです」

00『連絡先もらってもいいすか？』

31『いや、ダメでしょ普通笑』

1『今度ご飯行かない！？』







部屋の端っこに追いやられた俺の元に大和さんが来て肩をポンっと叩く






9『もうじき解放してもらえるでしょ』

8『さっき俺の彼女、って言ったばっかなんですけど…』







さっきまで同期とかが周りを囲ってたのに今度は外人選手が背の小さいAをからかい始めた






51『ほら、Aちゃんが困ってるよ』






俺の悲しそうな様子を見た宮崎さんの発言でやっと解放されたAは俺の元に帰ってきた






9『よかったね』

8『もう絶対連れてきません』

「えー？なんで？」

8『なんでも』





人目もはばからずAを抱き締める




「ちょ、ちょっと和毅…！」

9『わーお、大胆』







照れた顔しちゃってほんと可愛い









恥ずかしいけどちょっと嬉しそうな君の顔








(ふふ、和毅。大好きだよ)

8(あーもう可愛い、だめ)

25(おーい、イチャつくなー)









まーさん さんリクエストありがとうございました！
なんか嫉妬してる話になっちゃってすいません(_ _)
遅くなってしまいすいませんでした！

○G22→←○De19＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す