【2夜連続】逆転満塁ホームラン【プロ野球 短編集】

○De19＊ ページ38

De19×女の子日









今日は月に一度の女の子の日



いつもよりも痛みが酷いけど康晃さんに心配させちゃいけないから表情に出ないようなんとか我慢してる







『A、今日元気ないね？』

「え！？そ、そんなこ…っ！」






大声を出した瞬間にズキンと体が痛む


あまりの痛みでその場で座り込んでしまった







『大丈夫！？』

「……ごめんなさい」









康晃さんは私を抱き上げてベットまで運んでくれた





『もしかしてアレ？』





察しがいいな、なんて思いつつ首を縦に振って頷く





ちょっと待ってて、と言って康晃さんは私から離れた


数分後、レンジの音が響いて康晃さんが戻ってきた






「ホットミルク？」

『えっとね、ホット豆乳？みたいな』







上半身を支えられて、暖かい豆乳を渡された





1口飲むとやんわりと蜂蜜の味がして、暖かくて美味しい







『テレビで豆乳は痛みを和らげてくれるって』

「ありがとう、康晃さん」

『ううん、待ってて湯たんぽ持ってくるから』






笑顔で離れようとする康晃さんの服の裾を咄嗟に掴んでしまった






『A？』

「あ、えっと…い、行かないで」








驚いた顔をした康晃さんはまた笑って





『じゃあ俺がAの湯たんぽになってあげる！』






そう言って抱きしめてくれた



飲み終わったカップをサイドテーブルに置いて
2人でベットに入って寝転ぶとつい寝てしまった









2人は幸せな夢の中









たこ焼き先生さん2つもリクエストありがとうございました！
前の話と似たような仕上がりになってしまい申し訳ありません！
遅くなってしまいすいませんでした！またよろしくお願いします！

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