-Team medical LOVE dragon-

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私の手を引いて歩く真平くんは、見れば見るほど龍太郎さんにそっくり。





あんまり似てるから、無意識にじっと見ちゃう。






シ「ん？どーしたの？もしかして見惚れちゃった？(笑)」






龍太郎さんと同じくらい背が高い真平くんは、身体を折り曲げて私の顔をのぞく。






『ぁ、ごめんなさいっ///あんまり似てるからつい・・・』







シ「似てる？誰が、、誰に？」







ぃや/// だから、その顔近づけないで///







『真平くんが、、私の・・す、、きな人に///』







シ「あ。それって、もしかして逆ナン？」






『違うもんっ・・本当なんだから！』







逆ナンて！失礼な！






それだけは違うことを証明したくて、急っそいでスマホのカメラフォルダーから龍太郎さんの写真を出した。







シ「え？俺？・・・じゃない・・・え？」







『ね？似てるでしょ？』







白衣姿の龍太郎さんの写真を見た真平くんは、私とスマホの龍太郎さんを交互に見て、






シ「俺よりかっこいい・・・」






ちょっと悔しそうにつぶやいた。







『無口だし、患者さん以外には無愛想だし。真平くんとは真逆の性格だけどね。』








でもね、、、






そういうところも全部ひっくるめて、朝田龍太郎って人が好きでたまらない。








今さら違う人を好きになるなんて無理なくらい、龍太郎さんしか要らないの。









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