-Team medical LOVE dragon-

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岡村さんの電撃プロポーズを目撃してしまった私と龍太郎さんは、ニヤニヤが止まらない。





岡村さんと加藤先生が帰ってからも、目が合うたびに思い出しては笑っている。






岡村さんからのまさかのプロポーズに、加藤先生は顔を真っ赤にして泣いていた。





その加藤先生が最大級にかわいくて、龍太郎さんの口から出た言葉が





「加藤も普通に女なんだな。」





本当は「かわいかった」とか、そういうことを言いたいのに、龍太郎さんは素直じゃない。






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岡村さんと加藤先生の結婚祝いに、何かプレゼントしようと思って買い物に出た。





何がいいかなーって考えながら運転するうちに、いつのまにか鎌倉に辿り着いていた。





大仏さまがいる通りから、もう少し奥のほうの細い路地に入ると、アンティークのお店や、かわいい雑貨のお店が並んでいて、全部のお店を回るには、とてもじゃないけど時間が足りない。





それでも、時間を忘れてプレゼント探しに没頭していたら、車を停めた場所からずいぶん離れてしまったみたいで、自分がどこにいるのかわからなくなっちゃった。






『やだ、ココどこー』





ウロウロすると余計に迷いそうで、急いでスマホで地図を出そうとあたふたしていたら、頭の上から男の人の声がした。






？「大丈夫？」





『龍太郎さん！？』








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