-Team medical LOVE dragon- (ページ30)

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ミキ「え～あたし龍ちゃんとこに居候するからいいよー。」

荒瀬「里原、空気読めよ？(笑)」

ミキ「ねぇー、いいでしょ？龍ちゃーん。」

「ダメだ。」

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荒瀬先生が、L&Pの社員寮をひと部屋空けてくれたので、パー子(そろそろミキさんて呼ぼうぜ)は龍太郎さんの部屋を出ることになった。

ミキ「えーやだやだ～！龍ちゃんのとこにいたいー。」

荒瀬「ったく、どーしよーもねー女だな(笑)」

パー子は最後まで駄々をこねていたけど、龍太郎さんの

「ダーメーだ。」

というひと言で、しぶしぶ出て行くことを承諾した。

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「やっとうるさいのがいなくなったな(笑)」

龍太郎さんは苦笑い。

『でもちょっと寂しいんじゃない？』

「・・・いや、、お前との暮らしが最優先だ。」

久しぶりに２人きりになったリビングで、ソファーに座る龍太郎さんの隣りにピッタリくっついてみた。

「・・・(笑)」

あぁ～ん(はぁと)

この龍太郎さんの優しい笑顔、大好きだーーー！

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数日前、加藤先生とご飯に行ったとき、加藤先生にもパー子のことを聞いたんだけど。

加藤「ミキさんは朝田のこと、それなりに男として見てるのかもしれないけど、朝田は・・・全然(笑)
でもね、朝田は思わせ振りなのよ。私だって若いときにはドキっとしたことあったもの。」

加藤先生の言うとおり、龍太郎さんは思わせ振りなとこがあると思う。

桜井病院の看護師さんの中にも、

「朝田先生のこと狙ってたのにー」

とか、

「朝田先生ってかっこいいよね～」

と言う人は多いもん。

それでいて。基本、女の人には優しいから。

龍太郎さんの顔見たさに診察に来る人もいるって聞いた。

そういう人にも優しく笑うから、みんな勘違いするって、龍太郎さんはわかってない。

わかってなさすぎる！

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