-Team medical LOVE dragon-

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桜井先生のオペを無事に成功させた岡村さんは、そのまま白衣を着ることなく、コンサルタントとしての仕事に戻っていった。




『もったいないな〜・・・。』



「岡村には岡村の考えがある。」




龍太郎さんはそう言うけど、きっとまた岡村さんにしか治せない患者さんがいるよ？






私が口を出すことじゃないのはわかってるけど・・・。





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鬼頭先生が、龍太郎さんたちをインドに連れて行かないと言い出した。



伊集院先生だけは、本人の希望でインドへ行くと言う。
結婚式を挙げたら、奥さんのみゆきさんを連れてインドに渡るんだって。



荒瀬先生と加藤先生はL&Pに残り、桜井病院と兼務してくれる。



龍太郎さんは・・・・・




桜井病院の院長を引き継ぐことになった。




通常の診療に加え、引き継ぎの準備も忙しく、しばらく龍太郎さんの顔を見ない日が続いていた。








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そんなある日、夜中に咳込んで目が覚めてしまった。



ゴホゴホから、コンコンという咳に変わっていって、息ができないくらい苦しい。



なにこれ？



胸が痛い・・・



明日、龍太郎さんに診てもらおう・・・




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翌日、店長に無理を言って休みをもらって、桜井病院に向かった。




受付を済ませてから龍太郎さんを探してウロウロしてたら早川先生に会って、




早川「朝田先生なら、桜井先生の様子を見にL&Pに行ってますよ。」




って教えてくれた。




えー。


龍太郎さんいないの？



どうしようかなぁ・・・・・・





外来やめて、今夜にでも龍太郎さんに診てもらおうかなー・・・




そう思って、再び受付に向かううちに、またコンコンと咳が止まらなくなって、息ができない・・・




意識が、、、遠のく、、、






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加藤「Aさん！Aさん！しっかりして！誰か、朝田を呼んで！」







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遠のいていく意識の向こうで、加藤先生の声が聞こえた・・・・・・。






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