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静寂。
『お兄ちゃん。』
黙っているジンに呼びかけると、ジンは私に手のひらを向け、それを制止した。
ＪＮ「俺は、妹をこの世の何よりも大切にしてきた。」
ＪＭ「……はい。」
ＪＮ「何よりもだぞ？」
ＪＭ「はい。」
ＪＮ「俺を越えられるなら、認めてやる。」
アニメの強キャラ感が強いセリフを言い放ったジンは、「どうだ」と言わんばかりの表情だ。
ＪＭ「ジンさん…」
少しの間を置いて、ジミンは答えた。
ＪＭ「僕、それは自信があります。」
真っすぐ、純粋にそう答えてくれた。
思わずジミンの膝に手を置き、「頑張って」と念を送らずにはいられなかった。
ＪＭ「何より大切にします。僕なんかについてきてくれるので。」
ジンは私の顔を見て、小さくうなずいた。
ＪＮ「ま、２人が幸せならいいんじゃない」
ＪＭ「え？」
ＪＮ「Aを頼みます」
ジンは深々と頭を下げた。
付き合うっていう話なのに、すごく大げさで、愛されてるなぁとつくづく思ってしまった。
ジミンはいかにも安心したという表情で、私に笑顔を見せた。
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ＪＭ「はぁ〜〜マジで緊張した！」
『緊張したね』
ＪＭ「この世の終わりかと思った」
家から出てすぐにしゃがみ込んだジミンの頭をぽんぽんと撫でる。
『よくできました』
ＪＭ「あぁ…夢みたい。ほんとに…俺の彼女だ。」
ジミンは立ち上がって私を腕の中に収めた。
私が腕を回すと、ジミンの体はびくっとはねる。
ＪＭ「Aからぎゅってしてもらえるの初めてで…びっくりした」
『あはは、そうだっけ』
ＪＭ「これからよろしく。今度は離さない。」
『うん、離さないで』
クサい台詞も今はただ嬉しかった。
『あ、そういえば、お兄ちゃん来月結婚するの。』
ＪＭ「え！」
ばっと体を離す。
ＪＭ「おめでとうって言ってない！」
『いい、いい！そんなのいいから。それより、私の新しい部屋探すから、今度手伝ってよ。』
ＪＭ「え？うち来なよ」
『ぶはっ、言うと思った！』
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ここまでたくさん選択肢があった。
全て正しい道を選べたわけじゃない。
でも、納得のいく結末だった。
君と、私。
『幸せになるために』
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るお(プロフ) - うわー；；テヒョンと幸せ見つけて欲しかったです…；；でもジミン頑張ってたし…っ！！！主人公ちゃんと一緒に右往左往しました(笑)またお邪魔させてください♪ (2021年2月14日 21時) (
レス) id: 69a7d29eb9 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - はぁ…ハマってしまいました。笑このお話は私の3つ目の幸せです笑この作品を作ってくださったumaさんに感謝してます！これからも陰ながら応援してます( ´ ▽ ` )ファイティンです！ (2020年12月22日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uma | 作成日時：2020年12月20日 21時
