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【もう一度公園に来てほしい】
テヒョンに向けてメッセージを送る。
見てくれるだろうか。
わからないけど、信じて公園に向かった。
もう辺りは暗くなっていて、冷たい風が肌を突き刺す。
公園には誰もいなかった。
『…やっぱ見てないよなぁ。』
心のどこかで、安心した自分もいた。
会って何を話すんだろう。
正直に話すって？
テヒョンは、私のことどう思ってるんだろう。
ＴＨ「Aに会うために帰ってきたのに」
酔っ払っていたテヒョンの言葉を思い出す。
どうやら私たちはお互い15年も前のことに振り回され続けていたらしい。
『…電話して、出なかったら帰る。』
テヒョンに電話をするためにスマホを取り出した。
そっとボタンを押す。
呼び出し音が続き、もう1コールなったら帰ろうと考えてからすでに5コール。
やっぱ出ないか。
帰ろう。
そう思った時、呼び出し音が途切れた。
ＴＨ【………もしもし】
『あ、でた！』
ＴＨ【え、……A？なんで…番号……】
『ジミンに聞いた。』
ＴＨ【…もしかして、まだ待ってるの？】
『もちろん。来てくれる？』
ＴＨ【さっきの今で…行きづらいんだけど。】
『私はもう怒ってないよ。もうお酒は抜けた？』
ＴＨ【…鞄投げられて正気に戻ったよ。】
『それは良かった。』
ＴＨ【……よくないんだけど。】
『ジミンがね、テヒョンくんと話しなさいって。』
ＴＨ【ジミンが】
『うん、今のままはダメだからって。』
ＴＨ「ほんと、お人好しだね。」
テヒョンの声が二重に聞こえる。
見れば、目の前にその人が立っていた。
『あ、きた。』
ＴＨ「こんな寒いところで待つな。」
テヒョンは、私から距離を取って、ベンチの端っこに座った。
『…さっきは、ごめん。』
ＴＨ「いや、謝るのは俺だと思うけど。」
そう言ってごめんとは言わないんだ…と、呑気なことを思った。
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るお(プロフ) - うわー；；テヒョンと幸せ見つけて欲しかったです…；；でもジミン頑張ってたし…っ！！！主人公ちゃんと一緒に右往左往しました(笑)またお邪魔させてください♪ (2021年2月14日 21時) (
レス) id: 69a7d29eb9 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - はぁ…ハマってしまいました。笑このお話は私の3つ目の幸せです笑この作品を作ってくださったumaさんに感謝してます！これからも陰ながら応援してます( ´ ▽ ` )ファイティンです！ (2020年12月22日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uma | 作成日時：2020年12月20日 21時
