モテる彼氏の隣 (ページ24)

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馬鹿な俺ページ24

慎太郎サイド

慎太郎「俺どこにも行かないし、Aと別れたいなんて思ったことない。本当に。Aのこと好きだよ」

こんな言葉だけで伝わってるか分からないけど伝わっていて欲しい

ほんとにほんとに俺はAのことが好き

ずっと抱きしめられたまんまだったAが俺の背中に手を回してギュッとしてきた

「良かったあ」

それだけ言って俺の胸に頭をグリグリしてくる

今思う事じゃないとは思うけど可愛くて仕方ない

公園からすぐだけどAを家の前まで送りながら歩く

慎太郎「ちゃんと後輩とも話すね」

「嫌われない程度にね」

慎太郎「嫌われるくらいでいかないとダメでしょ」

「慎太郎があんなに構わなかったらいいんだよ」

慎太郎「それもそうだわ、何も気にしてなくてごめんね」

「これから気を付けてくれたらいいから謝んないでいいの！」

慎太郎「はい、、」

Aの人の良さが改めて分かったけど

ほんとにAは俺でいいのかな、、なんて不安になる

「これからも変わらず仲良くしようね、喧嘩は1年に1回くらいでいいかな」

俺の心が読めたのか、急に手を取って俺に笑顔でそう言うA

慎太郎「もう喧嘩はしない！喧嘩の発端も作らない！ずっと仲良しがいい！」

なんかジーンときて勢い任せでそう言うとAはちょっと驚いたけどめちゃくちゃ笑顔で飛びついてきた

慎太郎「北斗とジェシーにもちゃんと話して謝らなきゃな、、」

「いろんな人巻き込んじゃったね(笑)」

慎太郎「笑い事じゃないよー(笑)」

「結果オーライだよ(笑)」