モテる彼氏の隣 (ページ16)

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わからないページ16

試合会場から1人で帰る

さっきからケータイが震えてるけど、今は誰とも話したくない

さすがに北斗には悪いから気分悪いから帰ると連絡した

あ、、

着信履歴には慎太郎からの履歴もあった

気付いちゃったかな、、試合うまく行くといいな

ケータイの電源を切る

慎太郎にはもうさすがに言わないといけないと思う

それで重いって、面倒くさいって思われても仕方ない

部活に邪魔だから別れようって言われちゃっても

ジェシーくんにも北斗にも迷惑かけたし、これ以上迷惑かけるわけにはいかないし、

………ジェシーくんから見たわたしは笑ってなかったんだろうか

ジェシーくんの気持ち、なにも気付いてなかった

しっかり返事をしないと、立場上ジェシーくんはしんどいはずだし、ここで時間溜めたらダメだよね

A慎太郎、お疲れ様。試合、気分悪くなっちゃって見れなくてごめんね

もう一度ケータイの電源を入れて慎太郎に連絡する

試合中だろうし、今はこれだけ

慎太郎今休憩。了解だよ、気を付けて帰ってね

ちょうど休憩の時間だったのかすぐ返事が返ってきた

慎太郎にしては淡白な文で、それだけで少し悲しくなる

試合が終わる頃に、話したいことがあるって送ろう

もう我慢も逃げもしないでいいんだよね

って歩きながら勝手に自問自答していたら「A！」って声が後ろから聞こえる

「北斗、、、」

北斗「バカお前電話出ろ！」

「ごめん、、」

北斗「ジェシーって奴から聞いた」

「うん、、もう言うよ慎太郎に全部」

北斗「うん、そうしな」

北斗はそう言って、他にも何か言いたげにわたしの頭をポンポンしてくれた

「北斗、何か「ジェシーって奴、思ったよりいい奴だね」

私が聞こうとした言葉は北斗の言葉に遮られちゃったけど

.

.
初めに北斗がサブメインって書いていたのにジェシーがほぼサブで申し訳ありませんm(_ _)m
１話１話思いついた時に書くことにしてるので最終どうなるかも大まかにしか決めてない状態ですが、良ければ引き続き宜しくお願いします！

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