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22. ページ22

康晃side




 友紀「フフフッ、ごめんね。許して」



 笑顔で謝る栗本さんの目は、明らかに笑っていなかった。



 Aを睨んでいた。



 「だ…だいじょぶです…」



 ズリズリと後ろに下がるA。



 トンッと肩が俺にぶつかる。



#19「A…?」



「あ…ごめんなさい…」



 Aの目にはうっすら涙が浮かんでいた。



#19「ううん。大丈夫?」



「はい…。私…あがり症で…」



#19「…そっか…」



 やり過ごせたと思ってるのかな…?



 Aの足は震えが止まらなくて、今にも倒れそうだった。



 スッとAの腕を引こうと思って腕を伸ばす。



 でもその手は届かなかった。



 「…石田…せんっ…ぱい…?」



#14「足震えてるから」



 健大がAの腕と肩を持って支えている。



 その姿を、獲物を狙うライオンのように見つめる栗本さん。



 「……だ、大丈夫です」



 何かを察したように健大から サッと離れるA。



 今永くんとたつの方へふらつく。



 「ごめん…」



#21「ううん」



#31「ほら、座って」



 椅子にストンッ と座るAは小動物のようだった。



 たつは肩をトントンと叩いている。



 昇太は何をするべきなのか分からず、ただ栗本さんを睨んでいた。









 これから大変になりそうだ。



 なぜ何事もうまくいかないのだろう…。

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設定タグ:横浜DeNAベイスターズ , 読売ジャイアンツ , プロ野球   
作品ジャンル:恋愛
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すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 了解しました (2018年3月22日 21時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ありがとうございます!お願いします (2018年3月21日 20時) (レス) id: 3950307191 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 大丈夫です! (2018年3月21日 16時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 特にありませんが、おまかせでも構いませんか? (2018年3月21日 14時) (レス) id: a589a13f8c (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» コメントありがとうございます!ジャンルはこれがいいとかありますか? (2018年3月20日 23時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーき | 作成日時:2018年1月10日 23時

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