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#4 ページ4

富永くん、よく食べるなぁ…

あんだけ食べてもまだ足りなさそう。


サンドイッチを口にしながらそんなことを考えていた。


「お待たせー!!富永、はいこれ」

「さんきゅ」

「Aにもジュース買ってきたから、はいこれ」

「ありがと〜」

頼んでないのに買ってきてくれる寛太くん、ほんと優しいな。



.

.


寝てる…


私の隣で、すーすーと寝息をたてる寛太くん。

起こすのも可哀想だしねさせてあげよう。



「寛太、寝ちゃった?」


『あ、はいそうみたいです…』


「てかずっと思ってたけどなんで敬語なんだよ笑」


『えっ笑 いや、なんとなく…』


「なんとなくってなんだよ笑 隣の席だし、ためでいいから」


あ…

富永くん、隣の席ってこと覚えてくれてたんだ。



『はい…じゃなくて、うん、』


「よく出来ました」



ふにゃっと、笑顔を向けられて。

これで好きになんない人なんているのでしょうか。


.
.


『富永くんの下の名前って…ともよしだっけ』

「うん」

『どうやって書くの?』

「手貸して」

…?


すると、富永くんはいきなり手を握ってきた。
そして私の手の上で、指でなそりながら知義という字を説明してくれた。

富永くんの手の感触と熱が伝わってくる。

私の顔はきっと真っ赤なはずだ。


富永くんは自分がしてたことにはっとして。


「ごめん。いきなり手握ったりして」

『いや、、大丈夫』


熱い。私、富永くんが好きなんだ。

ようやく気付いたとこでカンタくんの目が覚めました←

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なつみー(プロフ) - ちょころんさん» ありがとうございます頑張ります!! (2018年5月28日 23時) (レス) id: c527bf5261 (このIDを非表示/違反報告)
ちょころん(プロフ) - 続きがすごく気になります…楽しみにしてます!これからも頑張って下さいっ!! (2018年5月22日 23時) (レス) id: 7432b5910b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつみー | 作成日時:2018年4月28日 12時

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