検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:12,318 hit

#21 ページ21







キーンコーンカーンコーン…





「…戻ろうか」


『あのっ、富永くん先に行ってて?』


「え?」



『あのほら、2人で行くと怪しまれるかも…』




「んーそうだな。じゃあAあとから来て」


『うん、』






「…あと」



「俺ら、付き合ってる…んだよな?」



『!』



「ふ。」




少し意地悪そうに頬を緩めた後、富永くんはドアを閉めた。













唇を触ってみる。

好きな人とのキスって、こんな感じなんだ…



なんて小学生みたいな感想。




でも…



やばい、私10秒前くらいに富永くんと、キスして…



誰も見てないのに、手で顔を覆った。




いろんなことを思った。


鼻と鼻ってキスする時ぶつかるのかなと思ってたけどぶつかんなくて、
富永くんの唇って案外柔らかいんだな、とか…




…すき。


富永くん。






ドアノブに手をかけて、屋上を横目で見ながらドアを閉めた。

#22→←#20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なつみー(プロフ) - ちょころんさん» ありがとうございます頑張ります!! (2018年5月28日 23時) (レス) id: c527bf5261 (このIDを非表示/違反報告)
ちょころん(プロフ) - 続きがすごく気になります…楽しみにしてます!これからも頑張って下さいっ!! (2018年5月22日 23時) (レス) id: 7432b5910b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なつみー | 作成日時:2018年4月28日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。