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沙羅達と合流してからの時間はほんとあっという間だった。
富永くんとの距離もだいぶ近づいた気がする。
『あー楽しかった!』
帰り道。
沙羅と富永くんは全然方向が違うため、
寛太くんと一緒に帰ってる。
寛太くん…
さっきからずっと黙ってる…
『んね寛太く』「A」
しばらくの沈黙のあと寛太くんが口を開く。
「A、富永に告ろうとか…考えてる?」
…なんでそんなこと…
でも。私…富永くんに振られたの…かな
『考えてないよ』
「えっ」
『だって私振られたし。』
そこまでいうとカンタくんは後ろから私を抱きしめる。
『寛太くん…?!、』
「俺Aが中学の頃からずっと好きだった」
「俺と付き合ってほしい」
『でも私…』
「トミーのこと好きなまでいいから!」
寛太くんは自分がこんなこと言うなんて思わなかったみたいで、
我に返ると少し低い声で、
「考えといて」
といって去ってしまった。
カンタくんの背中が小さくなると私はへな…と座り込んだ。
うそでしょ…
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なつみー(プロフ) - ちょころんさん» ありがとうございます頑張ります!! (2018年5月28日 23時) (レス) id: c527bf5261 (このIDを非表示/違反報告)
ちょころん(プロフ) - 続きがすごく気になります…楽しみにしてます!これからも頑張って下さいっ!! (2018年5月22日 23時) (レス) id: 7432b5910b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつみー | 作成日時:2018年4月28日 12時