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ＳＲ「今日一段と調子良かったじゃん。」
『ちょっとね』
ＳＲ「まさか、あんた…ほんとにジョングクさんとなんかあったの！？付き合った？まさか付き合った？」
私の機嫌がいいことがどうしても気になるのか、ソラは私の周りをくるくると回ってしつこく聞いてくる。
いつもならこんなソラのしつこい質問攻めにイライラする私だが、今日は心が晴れていた。
ライブハウスを出ると、見慣れた人影が見えた。
ＳＲ「え！マジでジョングクさんじゃん…えっと…隣にいるのは〜……誰？」
ジミンさんとジョングクさんもこちらに気づいたらしく、待ちくたびれたような顔をした。
ＪＭ「お疲れさま」
『来てくれてありがとうございました。』
ＪＫ「歌うまかったね、びっくりした。」
ＳＲ「え？何？なんでAこの人たちと知り合いなの？ついてけないんだけど…」
『ソラ、ちょっと私たち抜けるから…ジョングクさんよろしく。』
ＳＲ「え？」
ＪＫ「え？」
頭にはてなマークを浮かべる2人を置き去り、私はジミンさんの手を引いて歩き出した。
なんなのー！？とソラの戸惑う声が遠くから聞こえたがそんなのもうどうでもよかった。
.
.
.
ＪＭ「…どこ行くつもり？」
大人しく私についてきてくれていたジミンさんだったが、私が行き先を迷い始めたところでそう尋ねてきた。
『えっと…何も考えてなかったです。』
とにかく2人になれるところって思ったけど、この街はどこまで行っても人で溢れていた。
ＪＭ「この先に、俺の家あるから。…行く？」
そう聞かれて、自然と肩がはねた。
家？今家って言った？
咄嗟にジミンさんの顔を見るが、ちょっと照れたように下を向いていた。
2人で話せる場所に行くだけ…。
ただそれだけだもんね。
『行きます。』
私を見たジミンさんの瞳に、ドロッとした欲が溢れ出したように見えた。
きっと私も同じ。
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花帆 - 完結おめでとうございます！一気に読めてうれしい&面白かったです♪ ジミンちゃんが彼女に出会って お互いに良い変化するのも甘くなるのも良かったです！ (2021年7月21日 1時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - 環さん ツンデレ ジミンちゃん 読んでて楽しかったです。ありがとうございます。 次のお話しも楽しみにお待ちしてます^ ^ (2021年7月10日 20時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - 番外編ありがとうございました。環さんのお話は甘々だけでなく切ない部分もキチンとあってお話にメリハリがあって、とても好きです。ジミンちゃんが幸せになってくれて良かった。テテ編の続きももしあれば、楽しみにしてます！ (2021年7月9日 8時) (レス) id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環 | 作成日時：2021年7月9日 0時
