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本屋さんに行かなくなって1週間が経った。
あの後、ジミンさんからの返事はなかった。
……というか、聞けなかった。
突発的にジミンさんに告白をかましてしまった私は、途端に恥ずかしくなってジミンさんを突き飛ばしダッシュで家まで帰ってしまったから。
顔を合わせる勇気なんてない。告白のことは忘れてほしいけど、そうにはいかないと思うし…。
そもそもフラれるのが目に見えてるのに会えるわけがない！
とにかく、ライブの練習とバイトにいそしんだ。
頭の中からジミンさんを追い出そうとすればするほど、忘れられなくなった。
なんで私はこんなにもジミンさんじゃないとダメなんだろう。
考えても、分からないことだ。
私の気持ちがどうであれ、ジミンさんが私のことを見てくれるなんてことあるはずがないんだから。
ＳＲ「A、最近ちょっと頑張りすぎじゃない？相当顔色悪いよ？」
練習が終わって、後片付けをしている時にソラにそんなことを言われた。
確かに最近は休み暇もなく歌い続けているような気がする。
そうしないと気が済まない。
大丈夫。私はまだやれる。
心ではそう思うのに、次第に視界が狭くなっていく。
ＳＲ「え、A！」
世界がだんだん斜めに傾いていく。
体に感じた鈍い衝撃。
ソラが私を必死で呼ぶ声が聞こえた。
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花帆 - 完結おめでとうございます！一気に読めてうれしい&面白かったです♪ ジミンちゃんが彼女に出会って お互いに良い変化するのも甘くなるのも良かったです！ (2021年7月21日 1時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - 環さん ツンデレ ジミンちゃん 読んでて楽しかったです。ありがとうございます。 次のお話しも楽しみにお待ちしてます^ ^ (2021年7月10日 20時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - 番外編ありがとうございました。環さんのお話は甘々だけでなく切ない部分もキチンとあってお話にメリハリがあって、とても好きです。ジミンちゃんが幸せになってくれて良かった。テテ編の続きももしあれば、楽しみにしてます！ (2021年7月9日 8時) (レス) id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環 | 作成日時：2021年7月9日 0時
