１５ ＪＭ ページ15
「ジミン君、テヒョンを助けてくれて、本当にありがとう。いっつも迷惑かけてごめん。」
ＪＭ「別にいいよ。むしろ、目の前にいたのが俺でよかった。」
病院の帰り、駅まで彼女と一緒に歩く。
ライブの時間は、もうとっくに過ぎていた。
「何か、予定があったんでしょ？」
ＪＭ「え？」
「時計、気にしてるから。今からでも、間に合う？」
ＪＭ「ううん、いいよ。別に。」
今思えばあの子の連絡先、知らない。……名前も知らない。
俺のことを気にしてる、可愛らしい女の子。
今度会ったら謝ろう。
許してくれるかな…。
「ジミン君、なんか変わったね。」
ＪＭ「え？俺が？」
「うん。なんかね、なんていうんだろう。…良い意味だよ。」
具体的なことを何も言わないな。そういうの…すごく気になってしまう。
「何か、良いことでもあった？」
そう聞かれて、思い浮かんだのは、名前も知らないあの子。
だから、あ、ほんとだ、俺変わったんだって素直に思った。
ＪＭ「そのうち、話すよ。」
その子のおかげで、君のことをちゃんと過去にできそうだよ。
空を見上げると、大きく輝く一つの星。
この星を、あの子もどこかで見ているといいなって思った。
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花帆 - 完結おめでとうございます！一気に読めてうれしい&面白かったです♪ ジミンちゃんが彼女に出会って お互いに良い変化するのも甘くなるのも良かったです！ (2021年7月21日 1時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - 環さん ツンデレ ジミンちゃん 読んでて楽しかったです。ありがとうございます。 次のお話しも楽しみにお待ちしてます^ ^ (2021年7月10日 20時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
kumitake84(プロフ) - 番外編ありがとうございました。環さんのお話は甘々だけでなく切ない部分もキチンとあってお話にメリハリがあって、とても好きです。ジミンちゃんが幸せになってくれて良かった。テテ編の続きももしあれば、楽しみにしてます！ (2021年7月9日 8時) (レス) id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環 | 作成日時：2021年7月9日 0時
