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夕食後Aは俺の部屋に居た。
久しぶりに会ったからお互い話に花が咲いた。
如何程話したのか話も尽き、お互いの存在が心地よくなんの会話もする訳でない。
そんなゆったりとした時間が流れていた。
俺は明日の演習を考えながら時々話しかけてくるAに、相槌を打っていた。
ガシャッ
何やら重たい音がすると彼女の方に目を見やると金色に輝く俺の甲冑を着ていた。
「結構似合うじゃん私♪」
「A、人の甲冑着て何やってるの。」
呆れてAの方を見る。
「明日からの演習私もこれ着て出ようかな♪」
「････(演習出るつもりなんだ･･･当たり前っちゃ当たり前か)」
「恬？？おーい！恬ってば！」
「･･･Aは連れていかないよ。」
Aの瞳が揺れた。
そりゃそうだろうな。
彼女も俺の初陣を待って他のメンバーと鍛錬してきた1人だ。
剣術だって相当な腕前だ。
「･･･蒙恬なんで？」
Aの声色が変わった。
あと俺の事を蒙恬と呼ぶ時は大体いつも怒っているときだ。
「いやーAは女の子だし戦場に出る必要なんてないしさハハハ」
彼女を落ち着かせる為に笑ってみせるが彼女は怒ったままだった。
「私その辺の男より強いよ！！」
「分かってるよ。Aは強い。ずっと傍で見てたからね。」
「蒙恬が咸陽に行ってる間にだって私もっと強くなったんだから！！」
「うん。皆からAの努力は聞いてるよ。」
「じゃあなんで！」
「･･････」
「私 絶対戦で役に立つよ？蒙恬の力になるよ？その為に今日までずっと･･･」
Aは悔しそうだった。
俺だって戦場にAが居れば助かる。
だけど俺たちが今から行くのは戦場なんだ。
先生の元で学んできて戦争への理解が一段と深まった。
だからこそ連れては行けない。
Aが死ぬなんて耐えれない。
「Aは女の子だから戦場へ行って傷でも着いたらお嫁にだっていけないんだよ。そんな危険な目に遭わなくてもいいんだよ？」
「お嫁になんていかないもん！」
「･･････そんな事言われても連れて行けない！」
俺も真剣に彼女に訴える。
「･････････。」
「A、戦場は危ない。だから連れて行けない。Aは女の子だから戦場になんて行くことはないし、絶対に連れていかない。Aが幾ら強くても俺が戦場にAを連れて行くことは一生ない！！」
悔しそうに唇を噛み締めるA。
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ﾚﾝ - ﾚﾝさん» お久しぶりです(´・ω・`) 70話からの続編見させてもらいました。続編続いているようで尊敬してます。私なぞ、亀歩きで未だネタ探し中で、鴎外との絡みも少なく、困り果てて意気消沈しております。どうしよう…Σ(Ｔ▽Ｔ;)) 続編かけるように頑張ります( ；∀；) (2019年10月20日 22時) (
レス) id: 921bb5c416 (このIDを非表示/違反報告)
ﾚﾝ(プロフ) - 白玉さん» おはようございます！更新お疲れ様です！こちらもやっと久しぶりに更新しました( ；∀；)できるだけ更新していこうと思います！ぜひ遊びにきてください(*^^*) (2019年10月1日 8時) (レス) id: 7f53fd8807 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - ﾚﾝさん» いつもコメントありがとうございます！これからやっと原作に少し沿って行こうと思います！ (2019年9月30日 19時) (レス) id: b1b5da9cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ﾚﾝ(プロフ) - 白玉さん» 更新お疲れ様です(>_<) いつも楽しく読ませていただいています。60話超えおめでとうございます( ☆∀☆) これからも更新楽しみにしております！ (2019年9月30日 13時) (レス) id: 7f53fd8807 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - irodori7mamemamさん» コメントありがとうございます！少し今バタバタしており更新できておりませんでしたが落ち着きましたのでまた更新させていただきます。いつも読んでくださりありがとうございます！またいらしてください！ (2019年9月23日 6時) (レス) id: a917095a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白玉 | 作成日時：2019年8月21日 21時
