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泊まるの…? ページ17
すると、ビール数本をカゴに入れたタカ
『Aなんかいる?』
「甘い物食べたい」
『ふっ(笑)今日疲れたしな』
何かを思い出したように私を見つめるタカ
『歯ブラシある?』
「ない、かな?」
あっ、ヒゲ剃りもって鼻歌を歌いながら、歯ブラシとヒゲ剃りをカゴに入れる
「え、もしかして泊まるの?」
『そうだけど?』
「え?!」
『男でも居るの?』
「いないけど…」
『ならいいでしょ?後で説明するから』
明日の朝ご飯も買っといてって言われて、カゴの物がどんどん増えていく
タカがお会計を済ませてコンビニを出ると、ビニール袋持ってない手を私に差し出す
戸惑っていると、私の手を取って歩き出した
『相変わらず手ちっちぇな』
「20歳から急に成長しません」
『あはは、だろうね(笑)』
くだらないことで笑い合い、夜道を2人で歩く
野崎さんのことが忘れたくらい、タカと居るのが本当に楽しい
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作者名:ななみ | 作成日時:2017年9月6日 18時