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zm｢今回の任務は？｣
『荒野に出現した亜獣の殲滅、は？』
zm｢そうかそうか....俺とAで組めばすぐ終わるな！！さっさと終わらせてはよ帰ろうや！｣
『は？』
背後
.
女性だから、と決められた一人用の天幕。
書記長補佐なのになんで書記長と別室なんですか、と抗議したところ、焦ったトントンが私に全力で説得とプレゼンをし、見事別室にされた。
天幕に帰る最中、後ろを振り返れば鬱シャオの粛清中だった。またなんかやらかしたんかお前ら。
書記長補佐なのだから彼を守ることが義務であり、私もてっきりそのつもりだったのに。その旨を伝えれば彼が、
tn｢いや、いい、いいよ全然僕戦えますんで！！！Aさんは休んで！な！？｣
『何かあってからでは遅いですから、』
tn｢ほんまに大丈夫！！ほら！俺寝言とかうるさいかもしれへんし！！！｣
『気にしなくても平気で』
tn｢お、おおおやすみ！！｣
『え』
.
という訳で追い出されて1人になってしまった。
何を遠慮することがあるのだろうか、と1人で文句を言っていたところだ。
何故お前がここにいる。
zm｢俺も寝袋持ってきたからここで寝ていい？｣
『は、？』
zm｢んじゃ、明日めっちゃ活躍するから早よ寝るな！おやすみ！｣
『....』
そう言ってニカッと笑い、片手を上げて会釈してきた。ここから追い出せば、彼は暗い中野宿することになるんだろう。
フードと同じ柄の寝袋から顔だけ出し、イモムシになった緑の男。早速もう聞こえ始めた寝息に苦笑して、私も寝袋に入った。
.
寝静まった拠点の中、一人ランプをつけ日記を書く。
毎日色々なことが起こりすぎて、その分ついつい日記も長くなってしまう。
ふと歴史書を思い出して、まだ見ぬ彼等に想いを馳せた。
『元気かな、皆は...私の事、覚えててくれてないかな』
望み薄だと思いながらも、我々国で過ごしている内にその願いは強くなっていった。誰も覚えていない悲しさ、孤独感。
やっぱり、願わずにはいられない。
『今世では死ぬまで皆と一緒がいいな』
ランプの火を消して日記を仕舞う。明日は亜獣と戦うんだ、ちゃんと休んでみんなを守れるように.....
暗闇の中、重くなった瞼を閉じた。
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狐火(プロフ) - 我儘ですけど、作者さんの書いた続編が見たいなって思ってます。この続きすごい気になりますし、これから始まるであろうntjuとuneiとの絡みがすごい見たい……なので！これからも更新お待ちしてます！！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: a78dc8dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
狐火(プロフ) - ハマりました…更新いつでも待ってます… (2021年8月3日 17時) (レス) id: a78dc8dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
はぁな。 - あの、更新遅くても本当に私達は構わないので、続きをきゃらめるまきあーと。さんの言葉で書いて欲しいです！体調崩さない程度に頑張って下さい！ (2021年8月3日 9時) (レス) id: b36ca423a9 (このIDを非表示/違反報告)
星 - あの、好きです！付き合いましょう！尊死しますよ！約50話おめでとうございます！更新は遅くなってもいいので、体調崩さない程度に頑張ってください！ (2021年8月2日 0時) (レス) id: b61274ff34 (このIDを非表示/違反報告)
おおつき(プロフ) - 更新が遅くても構わないのできゃらめるまきあーと。さんの言葉で続きを読ませていただきたいです！こんな素敵な文章を書くのには時間がかかるのは仕方のないことですので…良い報告をお待ちしております！！！！！ (2021年8月1日 23時) (レス) id: 49764b0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃらめるまきあーと。 | 作成日時：2021年3月25日 18時
