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rb side
rb｢まっ、待って、ちょ、あいつら敵城に向かってへん！？｣
os｢ほんまや、めっちゃ速いやん｣
ut｢あれ？Aちゃん....？｣
総統室でインカムについてるGPSを、待機組がモニターで確認していた。
幹部の位置から我々軍の大体の動きを確認していると、ふと視界の端の方で捉えた、爆速で移動する二つの光。
....？
今回はあの真面目そうで、唯一ゾムに対抗出来るらしいAちゃんをくっ付けていたから、大人しくしてるんだろうな...、と思っていたのに。
rb｢ちょ、マイク！音声出して！！あとカメラ！！｣
.
zm｢1時の方向から5人、4時から6、9時から2！｣
『4時の方向任せます』
zm｢ｯおう！｣
『後ろ！』
zm｢っありがてえ！！｣
zm｢七時の方向から銃弾！！｣
『手榴弾2！』
移動による風の音と、敵であろう兵士の呻き声、早すぎる状況判断と指示。そして互いのフォロー。
念の為防弾チョッキにつけていた遠隔カメラも、動きが早すぎる上に、空中で跳ねたり。
バク転したりと、ブレすぎててなんも見えんし酔う。
ゾムの方につけたカメラにちょくちょく映るAちゃんは、新体操をしているかのような身のこなしだった。
gr｢こいつ手馴れ過ぎてないか？｣
os｢それは思った｣
gr｢元暗殺者にしろ、只者じゃないと思うんだが｣
グルッペンの見解には賛同だ。
もし世界で活躍するような一流の暗殺者だったんだとしても、あんなにゾムの全てを熟知したような動きかできるものなのか？
まるで、何度も彼と共に戦場を駆け抜けたような___
os｢でも暗殺者やってたことぐらいしか、特に目立つところは無いんよな｣
rb｢そう...やねんなあ〜、｣
Aちゃんの過去を調べても怪しいところは特に出てこなかった。生まれも育ちもここ我々国で、裏世界の人間でもなさそうで。
.
《zm｢こちらゾム組！マルダチア国が降伏した！｣》
em｢うわぁ...やば....｣
rb｢.......はあ...｣
嬉嬉として報告を入れたゾムの奥からAちゃんの声が聞こえる。自身の身を休めるどころか、敵軍の持物を漁っているらしい。
体力も精神力も何もかも化物だ。俺らの中でさえ、ゾムに着いていけるのは数人だけなのに。
驚異の早さで城を攻略したらしい二人は、ぐるぐる巻きに拘束し気絶した国王を、我々国に連れて帰ってきましたとさ。
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狐火(プロフ) - 我儘ですけど、作者さんの書いた続編が見たいなって思ってます。この続きすごい気になりますし、これから始まるであろうntjuとuneiとの絡みがすごい見たい……なので！これからも更新お待ちしてます！！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: a78dc8dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
狐火(プロフ) - ハマりました…更新いつでも待ってます… (2021年8月3日 17時) (レス) id: a78dc8dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
はぁな。 - あの、更新遅くても本当に私達は構わないので、続きをきゃらめるまきあーと。さんの言葉で書いて欲しいです！体調崩さない程度に頑張って下さい！ (2021年8月3日 9時) (レス) id: b36ca423a9 (このIDを非表示/違反報告)
星 - あの、好きです！付き合いましょう！尊死しますよ！約50話おめでとうございます！更新は遅くなってもいいので、体調崩さない程度に頑張ってください！ (2021年8月2日 0時) (レス) id: b61274ff34 (このIDを非表示/違反報告)
おおつき(プロフ) - 更新が遅くても構わないのできゃらめるまきあーと。さんの言葉で続きを読ませていただきたいです！こんな素敵な文章を書くのには時間がかかるのは仕方のないことですので…良い報告をお待ちしております！！！！！ (2021年8月1日 23時) (レス) id: 49764b0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃらめるまきあーと。 | 作成日時：2021年3月25日 18時
