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2レース目 ページ3
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『で、どうすればいい！？』
「知るか。」
「俺に言われてもなぁ…」
そうだよなぁ……はぁ、と溜め息をつきそこにあったベンチに座る。
まあ私可愛くなるためにどうすればいいとかまったくわからないから友人のかえちゃんとロボロに聞いてるんだけど……
まあロボロはわかるはずないよなぁ…男だし。
「でもそんな奴俺の友達にもおるで。超絶クズな奴。」
ちゅーー、といちごミルクをストローで吸いながらそう言ってくる。
へぇ…ロボロの友達にもそんな人いるんだ。この世の中汚れてんな。
『でで、でもかえちゃんは！？何か女子力高そうな見た目してるしなんかわからへんの！？』
「え…私…？」
だってめちゃんこ可愛いし。アンタ他校の生徒からも告白されてたでしょ。
私知ってるんだからね！！！
「知らんな。自分で考えろ。」
『やだちゅめたい…』
「今なんかゾワッて来てんけど…」
『あ"？んだとホビット』
「ホビット言うな！！！かえよりは背高いぞ！！」
「は？？？」
あーあーあー…背高い戦争だよ…どっちもチビなんだからどうでもいいがな…
ってそんな事より私が可愛くなる方法を考えなければ！！！
「はぁ…うーん、お前素材は悪くないんやし…コンタクトにしてみたら？」
「あぁ…なるほどなぁ。」
『こんたくとぅ？』
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作者名：たまご | 作成日時：2020年1月24日 22時
