トリップ少女たちは知っての通りバカ (ページ6)

今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:23,895 hit

１０１　デレたくなる日もあるページ6

風間「ほう?今日は随分積極的に言ってくるのだな」
貴方「…ごめんなさい黙ります。いや黙らせて貰います」

ぶわぁぁぁあ!と凄い勢いでご飯を口にかっ込み、膳を下げるAの顔は真っ赤だったそんなAを見て風間はニヤリと笑うのだった

「「…」」

なんだよなんだよーそんなにお前初々しかったかー!?急に乙女になるんじゃないよ!!こっちがキュンっとするだろうが!!!!←

なんでお前らがキュンとする…

貴方「風間様。私の部屋はここからでて右に曲がって突き当たりですので勝手に使ってください。私は部屋にいますので」

背を向けて言い放つ赤面している顔を見られたくないからだろう

風間「ふむ」
貴方「千加と一恵は後片付け頼むね」
「「はーい」」

部屋を出たA そのまま自室に戻る

ーin 自室ー
貴方「…ふぅ」

なんで今日私こんなにデレてるわけ!？意味わかんない!

貴方「…でもまぁずっと会えなかったからなのかなぁ」

そう考えると私どんだけ風間様のこと好きなんだろう

いろいろ考えていくとどんどん恥ずかしくなってくる

貴方「……風間様」

ボソッと愛しい彼の名前を呼ぶ

風間「なんだ」
貴方「はぅあっ!?!?」

突然後ろに現れる風間ビックリして変な声が出てしまった

風間「うるさい」
貴方「いやうるさいって、ここ私の家なのですが」

(￣▽￣;)のような顔をする

風間「…先程俺の名を呼んだが…なにか用でもあったのか?」

なんでそれを今ここで聞くのだぁ!!二人っきりだから逃げることはほぼ不可能じゃんか!

貴方「特にありませんよ、ただ呼んでみただけです♪」

ふふ、と笑う

風間「なんだ、そこまでこの俺が恋しかったか?」

ニヤリ、と笑いAを見る

貴方「そういう風間様は私と会わずに恋しかくなかったのですか?」

質問を質問で返すという一番困るパターンだ風間は少し考える素振りをする Aは若干ドキドキしながらその答えを待ってみる

風間「否…とは言えないだろうな」
貴方「!!」