トリップ少女たちは知っての通りバカ

１１３　さぁ行くぞ!! ページ18

そして、風間の里に向かう日が来た

貴方「千加!一恵!準備はいい?そろそろ時間だ」
「「はーい」」

部屋から出てきた二人 その手にはちゃんと荷物が持たれていた

一恵「私達風間様の里に行くのは初めてだなー」
千加「確かにね、里の人たちに馴染めるかな?…私ら一応体は人間だし」
貴方「それなら大丈夫。風間様、ふたりのこと里の人達に言っといてくれたみたい」

風間なりの気の使い方なのだろう

千加「それじゃ行きますか」

三人は最後になるだろう家の戸を開けた そこで立っていたのは…

風間「迎えに来てやったぞ」
不知火「よぉ。ひさしぶりだな」
天霧「お久し振りです、A様、それに千加と一恵」
「「「風間様に不知火、天霧!!!」」」

思いもしてなかった人たちがいて驚く

貴方「どうしたんですか?集合場所ここじゃない…」
風間「それぐらい知ってる」
不知火「お前絶対バカにされてんだろwwww」
貴方「あ、ばれた?」

案の定眉間に皺が増える風間 不知火は爆笑しだし、天霧は呆れたように笑う これからはこういうのも増えていくのだろうか

天霧「遊ぶのもそれくらいにして、行きましょう」

"土方さんたちが待ってますよ"と言って歩き出す

貴方「里の者はもう着きましたか?」
風間「あぁ。昨日文で着いたとの報告は受けた」

玖蘭の里の者たちには先に向かわせていたのだ だから里に残っていたのはAたちのみ

貴方「そうですか。なら良かったです」
不知火「A、最後なんだからちゃんと心に刻んどけよ?」
千加「なにちゃっかしいいこと言ってんのさ」
一恵「柄にもなくね。…絵面がダメだね」

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